『小っさな恋の物語』 by悠香様
1周年のお祝いにと
いつも仲良くして下さってる「綴るままに」の悠香様より
素敵なお話を書いて下さいました~(^^)
いや~実は年始くらいから
1周年の時にお話書くよ~って言ってくださってたんですが
あんまりガツガツしておねだりしたらみっともないかなぁ…
なんて思いながらクールぶってたんですが
実は内心ワクワクしてたんですよね~(笑)
いやぁ嬉しいッ♪
何事も三日坊主のくせに続けてて良かった!!
ではでは。
頂いたお話を皆さまもどうぞ♪
いつも仲良くして下さってる「綴るままに」の悠香様より
素敵なお話を書いて下さいました~(^^)
いや~実は年始くらいから
1周年の時にお話書くよ~って言ってくださってたんですが
あんまりガツガツしておねだりしたらみっともないかなぁ…
なんて思いながらクールぶってたんですが
実は内心ワクワクしてたんですよね~(笑)
いやぁ嬉しいッ♪
何事も三日坊主のくせに続けてて良かった!!
ではでは。
頂いたお話を皆さまもどうぞ♪
『小っさな恋の物語』
オレはつくしにやっと、好きだっつーこと言ってやっとキスできたんだっ。
なのにつくしは、そんなオレを地獄に落とすような事をいいやがった。
「アタシはもうすぐ死んじゃうんだよ」
先週つくしは夕飯を、ウチの邸で一緒にしてたら突然倒れて病院に運ばれちまった。
オレは行きたいと駄々捏ねたが、小さいオレは当然だが行かせねーと。
ババアと姉ちゃんやアイツの両親が付き添って、
帰ったのは何日間か後の話。
オレは会いたいから、毎度邸で暴れて物壊しまくりで。
突然ながら、西の部屋近くの物置に軟禁された。
「駄々こねて、暴れて軟禁て。我が弟ながら単純過ぎるわ」
姉ちゃん、オレはつくし以外に興味ねえだけだっ。
(それを単純と世間では言う)
「仕方ないでしょ。虫垂炎なんだから」
「チューインガム?」
「オマケにバカだもんねえ」
ため息のまんま、姉ちゃんはその日に戻らなかった。
が、妖怪婆さんもといタマが出してくれたんだな。
「坊っちゃんが暴れたら、つくしが悲しみますからね」
何だよオレじゃねーのかよ、と思ったけどな。
その日、つくしに会いたくて病院に向かった。
「つくしっ、大丈夫かよ」
「司は大袈裟だよっ。虫垂炎だってねぇ。
でも、お腹切るから死んじゃうんだよ」
オイ、今サラリと縁起でもねー事言ってねー?
「お腹切るって、手術かよ」
「うん、でも昨日パパとドラマ見てたんだ。そしたら腹切るシーンがあって、その人死んじゃったんだよ」
「それは何のドラマだよっ。」
「忠臣蔵の有名なシーンだよ」
「チューして死ぬ話か?」
「つかさって、バカだよねえ・・・」
そもそも、特別室に入院してるから何とも言われねー話。
普通の部屋なら、確実に近藤だよな。
(それはコントです、つーか誰やん)
「それでお腹切るって、変な話じゃね」
「アタシもよく知らない。でもさ、死んじゃうんだよっ」
「オレはつくしが死んじまったら、生きていけねー」
「へ?」
「つくしが死ぬなら、オレも死ぬぞ」
当然だよなっ、つくしが居ないなら生きていけねーし。
つくしが大好きで、大きくなったらケッコンすると決めてるオレ様。
未だ初体験もしてねーのに、死んじまうんならよお。
「でも、死んだら王子様のキスで目覚めるんだよね」
オイ、それはしらゆき姫っつー奴じゃねーか?
「だからね、類君に頼んで有るんだよ」
「何でそれはオレじゃねーんだよ」
「司は王子様じゃないよお、オレ様だもん」
オレ様のキスじゃ、イヤとかあり得ねーだろ。
その前にそもそも何で類が、出て来るんだよっ。
「類君はアタシにとっての王子様なんだよ」
「オレがつくしの王子様になってやるっ」
「司じゃあ、オレ様だもん。それか王様、裸の王様だよ」
何だか話ばかりが、朝イチの方向じゃねーか?
「とにかく、司じゃないんだよ」
オレはつくしに会いたくて仕方ないのに、何でつくしは地獄に突き落とすんだっ。
「オメーは、何でキョトキョトすんだっ」
「司は司だもん」
「オレは彼氏だろう。彼氏以外の男とはすんじゃねー」
「やっぱりオレ様だもん」
「つくしは嫌いなのかよっ」
大口開けて笑ったら、つくしは急に脇腹痛み出して直ぐナースコールをして。
そのまんま、運ばれたきりだった。
「つ・・・く・・し。キ・・スは、オレが・・・ウッ」
司は連日の激務と、気候の変動で熱に魘されている。
もう、アタシはずっと付き添って居るのに。
小さい頃の手術した時、未だ覚えてたんだね。
アタシは類じゃなくて、ずっとアンタの側に居るのに。
余程だよね、結婚しても未だ此れだもんね。
でもねー、あの後にキスしたのはアンタなんだけどさっ。
暫く言わないでおこうかな。
アンタはいっつも、嫉妬で迷惑ばっか掛けるし。
アタシを不安にさせるアンタだもん。
でも、司が大好きだよっ。
此れからもずっとね。
うふふっ♪
かわいいちびつかつくのお話♡
読み出しで「え?悲しい話!?」と
ドキドキしてしまいましたが
切腹のシーン見て
手術したら死ぬと思ってるつくしちゃんも
道明寺語録連発の坊っちゃんもかわいすぎるお話でした♪
悠香様、本当にありがとうございました(*^^*)
また来年もお待ちしておりますよ~(笑)
koma
オレはつくしにやっと、好きだっつーこと言ってやっとキスできたんだっ。
なのにつくしは、そんなオレを地獄に落とすような事をいいやがった。
「アタシはもうすぐ死んじゃうんだよ」
先週つくしは夕飯を、ウチの邸で一緒にしてたら突然倒れて病院に運ばれちまった。
オレは行きたいと駄々捏ねたが、小さいオレは当然だが行かせねーと。
ババアと姉ちゃんやアイツの両親が付き添って、
帰ったのは何日間か後の話。
オレは会いたいから、毎度邸で暴れて物壊しまくりで。
突然ながら、西の部屋近くの物置に軟禁された。
「駄々こねて、暴れて軟禁て。我が弟ながら単純過ぎるわ」
姉ちゃん、オレはつくし以外に興味ねえだけだっ。
(それを単純と世間では言う)
「仕方ないでしょ。虫垂炎なんだから」
「チューインガム?」
「オマケにバカだもんねえ」
ため息のまんま、姉ちゃんはその日に戻らなかった。
が、妖怪婆さんもといタマが出してくれたんだな。
「坊っちゃんが暴れたら、つくしが悲しみますからね」
何だよオレじゃねーのかよ、と思ったけどな。
その日、つくしに会いたくて病院に向かった。
「つくしっ、大丈夫かよ」
「司は大袈裟だよっ。虫垂炎だってねぇ。
でも、お腹切るから死んじゃうんだよ」
オイ、今サラリと縁起でもねー事言ってねー?
「お腹切るって、手術かよ」
「うん、でも昨日パパとドラマ見てたんだ。そしたら腹切るシーンがあって、その人死んじゃったんだよ」
「それは何のドラマだよっ。」
「忠臣蔵の有名なシーンだよ」
「チューして死ぬ話か?」
「つかさって、バカだよねえ・・・」
そもそも、特別室に入院してるから何とも言われねー話。
普通の部屋なら、確実に近藤だよな。
(それはコントです、つーか誰やん)
「それでお腹切るって、変な話じゃね」
「アタシもよく知らない。でもさ、死んじゃうんだよっ」
「オレはつくしが死んじまったら、生きていけねー」
「へ?」
「つくしが死ぬなら、オレも死ぬぞ」
当然だよなっ、つくしが居ないなら生きていけねーし。
つくしが大好きで、大きくなったらケッコンすると決めてるオレ様。
未だ初体験もしてねーのに、死んじまうんならよお。
「でも、死んだら王子様のキスで目覚めるんだよね」
オイ、それはしらゆき姫っつー奴じゃねーか?
「だからね、類君に頼んで有るんだよ」
「何でそれはオレじゃねーんだよ」
「司は王子様じゃないよお、オレ様だもん」
オレ様のキスじゃ、イヤとかあり得ねーだろ。
その前にそもそも何で類が、出て来るんだよっ。
「類君はアタシにとっての王子様なんだよ」
「オレがつくしの王子様になってやるっ」
「司じゃあ、オレ様だもん。それか王様、裸の王様だよ」
何だか話ばかりが、朝イチの方向じゃねーか?
「とにかく、司じゃないんだよ」
オレはつくしに会いたくて仕方ないのに、何でつくしは地獄に突き落とすんだっ。
「オメーは、何でキョトキョトすんだっ」
「司は司だもん」
「オレは彼氏だろう。彼氏以外の男とはすんじゃねー」
「やっぱりオレ様だもん」
「つくしは嫌いなのかよっ」
大口開けて笑ったら、つくしは急に脇腹痛み出して直ぐナースコールをして。
そのまんま、運ばれたきりだった。
「つ・・・く・・し。キ・・スは、オレが・・・ウッ」
司は連日の激務と、気候の変動で熱に魘されている。
もう、アタシはずっと付き添って居るのに。
小さい頃の手術した時、未だ覚えてたんだね。
アタシは類じゃなくて、ずっとアンタの側に居るのに。
余程だよね、結婚しても未だ此れだもんね。
でもねー、あの後にキスしたのはアンタなんだけどさっ。
暫く言わないでおこうかな。
アンタはいっつも、嫉妬で迷惑ばっか掛けるし。
アタシを不安にさせるアンタだもん。
でも、司が大好きだよっ。
此れからもずっとね。
うふふっ♪
かわいいちびつかつくのお話♡
読み出しで「え?悲しい話!?」と
ドキドキしてしまいましたが
切腹のシーン見て
手術したら死ぬと思ってるつくしちゃんも
道明寺語録連発の坊っちゃんもかわいすぎるお話でした♪
悠香様、本当にありがとうございました(*^^*)
また来年もお待ちしておりますよ~(笑)
koma
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