恋わずらい 15
★昨日少し更新が遅れました。
ギリギリに書き終わってホッとしたら寝落ち…。
ハッ!ってなったのが0時05分くらいで慌ててアップしました…。
定時に来てくれた方がいらっしゃったらスミマセンでした。
ギリギリ間に合わず。えーと…てへっ。d(>∇<;)ごめんねっ★
「明日…どっかで会う?」
まさか牧野から誘ってくれるなんて思ってなかった。
ついでに牧野の番号も聞けたし最高じゃねぇかよっ。
『恋わずらい』 第15話
非常階段を離れたその足で
カフェテラスにいる総二郎とあきらの所へと向かう。
「おいっ!デートってどこに行けばいいんだ?」
ソファでくつろいでいた2人に向かって言えば
「…デート?牧野でも誘ったのか?」
とあきら。
「ちげーよ。牧野が誘ってきたんだよ!」
得意気に言ってやると2人も驚いたようで
「あ?牧野がお前を誘ったのか?」
「昨日あれから何があった!?」
と身を乗り出してくる。
「お前…よっぽど寂しそうな顔でもしてたのか?」
「その顔オレも見てみてーよ」
話し終わったオレを
面白そうに笑う総二郎とあきら。
うるせぇなっ。
牧野がどういうつもりで誘ったかなんて
この際どうでもいいんだよっ!
「いいからどこに行けばいいか教えろよ!」
笑い続ける2人に蹴りを入れて言えば
「普通の女なら簡単だけどよ。
相手があの牧野となるとなぁ…」
と総二郎は肩を竦める。
「そうだよなー。牧野だもんな…」
あきらも総二郎に同意するようにうんうんと頷いている。
「使えねぇなっ。
お前ら何のために普段女と遊んでんだよっ!」
せっかく訪れたチャンスなんだ。
失敗なんかしたくねぇ。
「普通に牧野が行きたい所でも聞いて
付き合ってやればいいんじゃね?
あいつだって行きたい所の1つや2つあるだろ」
と総二郎。
「そんな事言って
何も考えてきてねぇって思われたらどうすんだよっ」
「そこは言い方1つだろ。
住む世界が違うのは事実なんだし
プレゼントだって簡単に受け取らねぇ奴なんだ。
下手にオレらの常識で動けばドン引きされる可能性だってあるぞ」
あきらはため息をつく。
「なっ…。それはダメだ!」
「だろ?だからまず飯でも食いながら行きたい所聞いて
2人でその後どうするか相談して決めたらいいんじゃねぇ?」
肩をポンと叩きながら言うあきらに
「あ、あぁ。そうする…」
と頷いた。
あいつらと別れて帰りの車の中で
オレはケータイを握りしめていた。
牧野の番号を登録したと同時にLINEにも
ともだちになったと通知がきていた。
明日の待ち合わせの場所…
電話するべきか?LINEするべきか?
どっちが正解なんだと考えていると
突然コール音が鳴り響く。
「…っんだよ!誰だよこんな時に……」
悪態をつきかけてディスプレイを見て固まった。
それは牧野からのLINEの無料通話の着信だった。
っつーか、LINEで電話かかってきたのなんて初めてだぞ。
恐る恐る〈応答〉をタップすれば
『あ。もしもし?道明寺ー?』
なんて牧野の声が聞こえてくる。
「あ、あぁ…」
オレのケータイから牧野の声がしてる。
やべぇ…すげぇ嬉しい。
『明日どうしたらいい?
あたしこれからバイトだから電話出られないの
まだ決まってないなら後でLINEしてくれてもいいんだけどさ』
「とりあえず飯でも食いながら
その後どうするか2人で決めようかと思ってんだけどよ…」
『んー、了解。
でもあんまり高級な所はあたし払えないからダメだよ?』
おいおい…。
デートなんだからオレが出すに決まってんだろうがよ。
だけどそれを言った所でどうせ抵抗してくんだろうし
だったら行かないなんて言われたら元も子もねぇ。
だからここは黙っておくことにした。
「…あぁ。明日昼に迎えに行くからよ」
『うん、じゃあ待ってるね』
そう言って切れた電話。
待ってるね、っつったぞ。
オレを待ってるんだぞ?
やべっ…ニヤける…。
「バイト無理すんなよ」
そうLINEを送ってみれば
犬だかクマだかわかんねーが
変なスタンプと一緒に
『ありがと
明日楽しみにしてるね』
って短い文が返ってきた。
オレはその文を
そっとkeepに保存した。
いつも応援ありがとうございます♡
※keepとは…LINEのトークや記事などを保存できる機能です。
koma自身使った事はないんですが
坊っちゃんならトーク履歴を消したりもしないだろうけど
より確実につくしちゃんからのメッセージ大事に残してそうだな~っと。
坊っちゃんが幸せそうで何より(笑)
ギリギリに書き終わってホッとしたら寝落ち…。
ハッ!ってなったのが0時05分くらいで慌ててアップしました…。
定時に来てくれた方がいらっしゃったらスミマセンでした。
ギリギリ間に合わず。えーと…てへっ。d(>∇<;)ごめんねっ★
「明日…どっかで会う?」
まさか牧野から誘ってくれるなんて思ってなかった。
ついでに牧野の番号も聞けたし最高じゃねぇかよっ。
『恋わずらい』 第15話
非常階段を離れたその足で
カフェテラスにいる総二郎とあきらの所へと向かう。
「おいっ!デートってどこに行けばいいんだ?」
ソファでくつろいでいた2人に向かって言えば
「…デート?牧野でも誘ったのか?」
とあきら。
「ちげーよ。牧野が誘ってきたんだよ!」
得意気に言ってやると2人も驚いたようで
「あ?牧野がお前を誘ったのか?」
「昨日あれから何があった!?」
と身を乗り出してくる。
「お前…よっぽど寂しそうな顔でもしてたのか?」
「その顔オレも見てみてーよ」
話し終わったオレを
面白そうに笑う総二郎とあきら。
うるせぇなっ。
牧野がどういうつもりで誘ったかなんて
この際どうでもいいんだよっ!
「いいからどこに行けばいいか教えろよ!」
笑い続ける2人に蹴りを入れて言えば
「普通の女なら簡単だけどよ。
相手があの牧野となるとなぁ…」
と総二郎は肩を竦める。
「そうだよなー。牧野だもんな…」
あきらも総二郎に同意するようにうんうんと頷いている。
「使えねぇなっ。
お前ら何のために普段女と遊んでんだよっ!」
せっかく訪れたチャンスなんだ。
失敗なんかしたくねぇ。
「普通に牧野が行きたい所でも聞いて
付き合ってやればいいんじゃね?
あいつだって行きたい所の1つや2つあるだろ」
と総二郎。
「そんな事言って
何も考えてきてねぇって思われたらどうすんだよっ」
「そこは言い方1つだろ。
住む世界が違うのは事実なんだし
プレゼントだって簡単に受け取らねぇ奴なんだ。
下手にオレらの常識で動けばドン引きされる可能性だってあるぞ」
あきらはため息をつく。
「なっ…。それはダメだ!」
「だろ?だからまず飯でも食いながら行きたい所聞いて
2人でその後どうするか相談して決めたらいいんじゃねぇ?」
肩をポンと叩きながら言うあきらに
「あ、あぁ。そうする…」
と頷いた。
あいつらと別れて帰りの車の中で
オレはケータイを握りしめていた。
牧野の番号を登録したと同時にLINEにも
ともだちになったと通知がきていた。
明日の待ち合わせの場所…
電話するべきか?LINEするべきか?
どっちが正解なんだと考えていると
突然コール音が鳴り響く。
「…っんだよ!誰だよこんな時に……」
悪態をつきかけてディスプレイを見て固まった。
それは牧野からのLINEの無料通話の着信だった。
っつーか、LINEで電話かかってきたのなんて初めてだぞ。
恐る恐る〈応答〉をタップすれば
『あ。もしもし?道明寺ー?』
なんて牧野の声が聞こえてくる。
「あ、あぁ…」
オレのケータイから牧野の声がしてる。
やべぇ…すげぇ嬉しい。
『明日どうしたらいい?
あたしこれからバイトだから電話出られないの
まだ決まってないなら後でLINEしてくれてもいいんだけどさ』
「とりあえず飯でも食いながら
その後どうするか2人で決めようかと思ってんだけどよ…」
『んー、了解。
でもあんまり高級な所はあたし払えないからダメだよ?』
おいおい…。
デートなんだからオレが出すに決まってんだろうがよ。
だけどそれを言った所でどうせ抵抗してくんだろうし
だったら行かないなんて言われたら元も子もねぇ。
だからここは黙っておくことにした。
「…あぁ。明日昼に迎えに行くからよ」
『うん、じゃあ待ってるね』
そう言って切れた電話。
待ってるね、っつったぞ。
オレを待ってるんだぞ?
やべっ…ニヤける…。
「バイト無理すんなよ」
そうLINEを送ってみれば
犬だかクマだかわかんねーが
変なスタンプと一緒に
『ありがと
明日楽しみにしてるね』
って短い文が返ってきた。
オレはその文を
そっとkeepに保存した。
いつも応援ありがとうございます♡
※keepとは…LINEのトークや記事などを保存できる機能です。
koma自身使った事はないんですが
坊っちゃんならトーク履歴を消したりもしないだろうけど
より確実につくしちゃんからのメッセージ大事に残してそうだな~っと。
坊っちゃんが幸せそうで何より(笑)