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ステップアップ 前編

★ゆっくり連載書いてる時間が取れず
  続きをお待ち頂いてる方には申し訳ないのですが
  空いた時間でちょこちょこ書けそうな
  頂いたリクを中心とした短編集を
  30万拍手御礼企画としてやってみます。
  とは言え、こちらも更新はぼちぼちになりそうですが
  気長にのんびりお付き合い頂けると嬉しいです(´。・д人)…★




「もうオレ…無理かもしんねぇ」

牧野と付き合い始めて半年。
オレは限界を迎えようとしていた。


『ステップアップ』   前編
   ~30万拍手御礼企画 第1弾~




あいつに出会った瞬間、恋に落ちて
いくつもの障害を乗り越えようやく付き合い始めたオレ達。

__10分の1しか好きじゃないかも。

そんな事を言われた事もあったが
それでも好きで、諦める気にはなれねぇ女。

そんな牧野と付き合うようになって半年。
今じゃあいつの方からオレ達のラウンジに来たりと
付き合うまでのすったもんだが嘘みてぇに順調だった。

ただ…順調だからこそ
次のステップへ進みたくなるのはオレだけで
もともと恋愛にとことん奥手なあいつは
未だに軽いキス1つでテンパってやがる。

そういう所も可愛いと思ってるし
無理強いして怖がらせたりしたくねぇ。

だからあいつの気持ちが追い付くまで
待つと決意を固めたオレを
バカにしたように笑うのは総二郎とあきら。

ソファに横たわって動く気力もねぇオレに

「ほら見ろ。
 どうせ長くは続かねぇって言っただろうが」
「そうだ。悪い事は言わねぇ。
 牧野を傷つけちまう前にちゃんと話して来いよ」
なんて呆れたようにため息を漏らす。

「うっせぇよ…」
それでも我慢も限界にきているオレの声は勢いはねぇ。

最近は2人でいるのも危険な気がして
極力こいつらも呼ぶようにしてるし

2人でいる時だって
不用意に触れたら危ねぇ気がして
軽いスキンシップでさえできなくて
オレの欲求不満は加速するばかりで
このままじゃいつ襲っちまうかもわかんねぇ。

「はぁぁぁ…」
反論する気力もなくて
ソファに沈み込むオレを横目に
総二郎たちは話を続ける。

「童貞と処女が付き合うとほんと面倒くせぇな。
 そんなに難しい事なのか?とっととヤッちまえよ」
「そうだぞ。大体、半年でキスしかしてねぇって…
 平成も終わるっつーのに一体いつの時代の話だ?
 今時中学生でももう少し進んでんじゃねぇの?」

「大事にしてぇって気持ちは立派だけどよ。
 やせ我慢してまで押し通すような事かよ?」
「牧野だって子供じゃねぇんだ。
 付き合って半年も経ってりゃ覚悟出来てんじゃねぇの?
 案外手を出してこねぇお前に焦れてんのかもしれねぇぞ?」

そんなあいつらの言葉を鵜呑みにしたわけじゃねぇが
どっちにしろ確かにこのままじゃ
マジで暴走してあいつを傷つけかねない気もして
1度 話をするべきかと牧野に電話をかけるが…出ねぇ。

あいつは肝心な時に限ってほんと捕まらねぇな、おいっ。

それでもどうせ非常階段だろうと
向かってみればやっぱりそこにいた。

話っつってもこんな所で出来る話じゃねぇし
そもそも何て言えばいいのかも整理もついてねぇしで
とりあえず2人きりになれる所に行こうと誘ってみれば

どこか暗い影を背負ってるようにも見える
牧野の様子がおかしい。

「わ、わかってる…から。
 その…ごめんなさい」
今にも泣きそうな顔で言われて首をかしげる。

わかってる?
わかってるって何をだ?

オレがずっと我慢してたの気付いてたのか?

「ごめんって…お前、何に謝ってんだ?」
確かめるように聞いてみれば
「…じょ、上手に付き合えなくてごめん…。
 だから…その…。もう無理にあたしと付き合わなくてもいい、よ」
と聞き捨てならねぇ言葉が飛び出した。

「は?何言って…って、危ねぇっ!」
どういう意味だと問い質そうしたその時、
少しずつ後ずさりしている牧野の背後は階段で
踏み外しそうになってる事に気付いて慌てて腕を掴んで引き寄せた。

が、間に合わなくてバランスを崩して
牧野を抱き込むようにして転がり落ちてしまった。




いつも応援ありがとうございます♡


★どこで切ってんだってツッコまれそうな所で
  ぶった切ってますが悲しい展開じゃないのでご安心を♪
  とりあえずこちらは前中後編の3話編成のつもりです★
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ka★★★様

お付き合い頂きありがとうございます♪

ふふっ。
無駄にドキドキさせております( *´艸‘)

司の悶々なんて知る由もないつくしちゃんまで
また何か暴走しちゃってますね(^^;)
3話に分けるほどでもない薄っぺらい内容なのですが
続きも楽しんで頂けますように♪

あら♡
読み返して頂いてありがとうございます(*^^*)
総優は今回リクはなかったんですが
またいずれお花が咲いたらアップしますね♪

 

スリー★★★★★様

ふふっ♪
私も朝起きて早速読んできましたよ~♡
アップしてたくらいで叫んで起こされたら
すっごく怒られちゃいそうですね~(((*≧艸≦)ププ

キリ番の方は結局現れなかったので
ニアピンの方々のリクにお水やりしてます♪
ただ、みなさん遠慮して下さったのか
ふわっとしたのが多かったのでごちゃまぜです。
今回具体的だったのはスリーさんのくらいかも(笑)
なので今回は「どなたのどんなリク」かは伏せていきます♪

付き合って半年でキス止まり…
司くんにしてみればすでに生殺し状態ですよね(○>艸<)

ククッ。
スリーさんの予想をお話にした方がずっと面白そうです!
と、いうのも
別に階段から落ちる必要ないんですよね(笑)
非常階段なら段数少ないし
司くんなら落ちても怪我もしねぇだろ、みたいな(・∀・)アハ
ただ落としてみただけです、はい(笑)

後編でどうするかをまだ悩んでます。
こっちに出した以上はポイ出来ないし
諸事情(笑)によりパス制は微妙だし?
企画だとはっちゃけるか、かまととぶるか。
司くんに相談してみます( *´艸`)

ね~♡
総ちゃんカッコよかったですね♪
壁ドン、されたいです(笑)

最後に一瞬でいいからF4とつくしちゃん
一緒に見せてくれないかなぁ(>_<)

No title

大変な中、更新ありがとうございます
きっとF2相手に、愚痴ってたところの、微妙な部分だけ、立ち聞きしてしまったんであろう、つくしちゃん…
変な誤解してしまって、司君もろとも、落っこちて…どうなるんですか?komaさん

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JUJU様

ククッ!
ほんとJUJUさんには何もかもバレバレだ(笑)

階段から落ちたら?
うーん…実はどうもなりません♪
komaがちょっと突き落としてみたくなっただけです(笑)
うちの坊っちゃんは殺したって死にませんから
階段転がったくらいじゃほぼ無傷です(((*≧艸≦)ププッ

 

さ★様

うふふっ♪お久しぶりです♡
誰だ?なんて言いませんよ~( *´艸‘)

御礼企画ですし、短編なので
悲しいお話はやっぱり避けました。

じゃあ無意味に階段から転げ落とすなよ…
と突っ込まれそうですが
そこはkomaのSっ気って事で(笑)
続きも楽しんで頂けますように♡

 

さと★★★様

いいですよね。
イケメンにかばってもらうシチュ♡

咄嗟の行動だからこそ
守ってもらえるとドキッとしちゃいます♪

入れ替わりも考えたんですよ。
すっごく面白そうで(笑)
でも今回は短編なのでただ落としただけです(○>艸<)

お気遣いもありがとうございます♪
ぼちぼちマイペースで楽しみます(*^^*)
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