もっと強く 4

あれから2週間。

本当なら空港まで迎えに行ってやるつもりだったが
トラブルで今度はオレがNYに飛ぶ事になっちまった。


『もっと強く』   第4話
   ~30万拍手御礼企画 第3弾~




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もっと強く 5

類がフランスに行くのは
ぶっちゃけどうでもいい。

でも問題なのは牧野だ。
類のフランス行きに合わせて
半年後に自分も行くと言うつもりなのか?


『もっと強く』   第5話
   ~30万拍手御礼企画 第3弾~




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もっと強く 6

ジェットに乗り込んでから話を聞いてみれば

牧野は最初から
いずれは道明寺で働く事を視野に入れた上で
そのために花沢で経験を積むつもりだったという。


『もっと強く』   第6話
   ~30万拍手御礼企画 第3弾~




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独り言。~30万拍手御礼企画 あとがき~

まずは
30万拍手御礼企画に
お付き合い頂いた皆さま、ありがとうございました(*^^*)


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SPECIAL THANKS 37

「おー。マジで牧野じゃん」
「久しぶりだな、おい」

類の秘書になって1ヶ月した頃。
アポもなしにやってきたのは西門さんと美作さん。


『SPECIAL THANKS』   第37話


類が呼んだのかと見てみれば
「俺じゃないよ。
 うるさくなるのわかってて呼ぶわけないじゃん」
なんてムッとする。

仕事中にアポもなしに来るのもどうかと思うけど
親友に対してそれはヒドい気もして苦笑いしたのは
あたしだけじゃなくて

「ひでぇ言われようだな」
「近くに来たついでに寄るくらいいいじゃねぇかよ」
なんて言われた2人も肩を竦めた。

「で?ほんとにどうしたの?」
フラッと寄るほどこの2人だって暇なわけがないんだから
揃ってやって来るなら用件くらいあるんだろうと聞いてみれば

「……どうしたじゃねぇよ。
 帰ってきた時は連絡するとか言っといてよ
 お前、何年音信不通だったと思ってんだ?」
なんて言う西門さんにジト目で睨まれ
「あ…はは…。ただいま?」
ととりあえず笑ってごまかしてみれば今度は

「この間、司を飲みに誘ったら
 来るのやたら渋るから何かと思えば
 牧野ん所に飯食いに行くつもりだったとか言うじゃん?
 ま。問答無用で連れてったけどな。お前も元気そうで良かったよ」
と美作さんがククッと笑う。

そう言われてみればこの1ヶ月で

『今日の飯 何だ?』
なんてすっかり来るのが当たり前みたいに
朝一番にLINEしてくるようになったあいつが

『悪ぃ。うるせぇのに捕まったから今日は行けねぇ』
なんて電話してきたのを思いだす。

うるせぇのって…この2人だったんだ?

だったら一緒に来たら良かったのに…

なんて思った瞬間
「聞いたぞ。
 司と同じマンションに住んでんだって?」
「ヨリ戻したわけじゃねぇのは知ってるけどよ。
 男と女が飯食っておやすみってわけもねぇよな?
 …どこまでヤッた?
 司に聞こうにもあの日アイツ酔い潰れちまってよ」
なんて肩に腕を回して聞いてくる2人には
とりあえず鳩尾に1発ずつ食わらせて
出入り禁止にしようと心に誓う。

「ぐ…っ。相変わらず狂暴だな!」
「恥ずかしがらなくてもいいだろ、別に」

「うるさいっ!
 あんたらの頭の中にはそれしかないの!?」
久しぶりに会ったなら
もう少し違う話題だってあるだろうに、この2人ときたら…。

「は?まさかマジで何もねぇの?」
「あり得ねぇ…。司のやつ、よく耐えてんな」
なんてまだ口が減らない2人に拳をはぁ~っと温めれば

「ギブ!ギブ!」
「わかった!俺らが悪かった。な?」
と両手を軽く挙げて困ったように笑う。

そんなあたし達を見て
「…ほら。うるさいじゃん。
 これじゃ昼寝も出来ないんだけど」
と類がうんざりしたようにため息をついた。


結局、せっかくだからと
休憩にする事にして4人で珈琲ブレイク。

「…にしても、類ん所とは驚いたな」
「だって…」
「司ん所が嫌なら
 別にあきらん所でもよかったんじゃね?」
「…あ。忘れてた。
 ほんとだよねぇ。どうして思いつかなかったんだろ?」

「うわ。マジでひでぇ。
 …ま。どうせ類が2択しかねぇように誘導したんだろ?」
美作さんが小さく息をついて類の方を見れば

「ん。牧野ちょろいからね」
屈託なくにっこり笑う類に一瞬絆されかけて
騙されるなと慌てて頭を振る。

改めて睨んでみても
今さら遅くてため息をつくあたしの隣で

「…にしても司は内心穏やかじゃねぇわけだな。
 自分が撒いた種だから仕方ねぇと言えばそれまでだけどな」
「おぅ。オレらの忠告無視した司が悪いな。
 ……でも、類もほどほどにしといてやれよ?」
なんて言う2人がククッと可笑しそうに笑った。



 
いつも応援ありがとうございます♡

★なんとか頭切り替えてみましたが
  更新ぼちぼちになったらごめんなさい(´。・д人)゙★

SPECIAL THANKS 38

「じゃあな。突然悪かったな」
「牧野、今度またゆっくり飯でも行こうぜ」

そう言って立ち上がった2人を
見送るためにエレベーターへと3人で向かう。


『SPECIAL THANKS』   第38話


エレベーターホールまで来ると
「別に客じゃねぇんだ。ここでいいぞ?」
そう言う美作さん。

「あの、ね。
 道明寺と類って…やっぱり喧嘩してるの?」
ずっと気になりつつも
道明寺にも類にも聞けなかった事を聞いてみる。

あたしの言葉に
あー…と気まずそうな表情を浮かべたのが
何も言わなくても肯定したようなもので。

「類は1度怒ると面倒くせぇからな。
 喧嘩っつーほど大袈裟でもねぇと思うけど」
「あぁ。伊達に幼なじみじゃねぇんだし
 オレらもちゃんと見てっから。お前が気にしなくていいからな?」

「う、ん……」
気にするなと言われて頷けるなら
あたしも最初から聞いたりしないけど
だからと言って間に入って何か出来るわけでもない。

そんなあたしに
2人は顔を見合わせたかと思えば

到着したエレベーターに
あたしの手を引いて乗り込んだ。

「え?下まで行くの?」
そう聞いてみれば美作さんは
屋上のボタンを押して
「いや、上だな。
 せっかくだしもう少しだけ付き合えよ」
なんてニッと笑う。


昼休みなら食事をする人もいる屋上だけど
今はさすがに誰もいない。

「へぇ。結構広いな」
なんて西門さんは屋上を見渡して適当に歩き出す。

「ねぇ…付き合えって、散歩に?」
「バカ。んなわけあるかよ」

「じゃあ何…」
そう言いかけた瞬間ズイッとその綺麗な顔が近づいて来る。

「お前、実際のとこ 司についてはどう思ってんだ?」
「どうって…」

「一緒に飯食うくらいだしまんざらでもねぇんだろ?」
「…わかんない」

この3年で吹っ切ったつもりだった気持ちも
実際 こうして道明寺と会ってると絆されそうになる自分がいる。

「んな難しい事か?」
ハッキリしないあたしに小さく息をついた西門さん。

「総二郎。あんま詰め寄るな。
 牧野責めたって仕方ねぇだろ」
と美作さんが困ったように笑う。

「別に責めてるわけじゃねぇよ。
 俺は別に類と付き合うっつーならそれでも構わねぇし?」
「なんでそうなるのよ」

「なんでって…類に口説かれたりしてねぇの?」
首をかしげながら聞いてきたのは美作さん。

「え?別に?」
相変わらず何考えてるかわかんない所はあるし
大阪にだって何度も来てはくれてたけど

少なくとも口説かれたりはしてない…はず?

そう首かしげたあたしを
しばらく見ていた西門さんたちは

「…ふぅん?」
「なるほどな…ククッ。」
2人で顔を見合わせて肩をすくめた。




 
いつも応援ありがとうございます♡

★明日はお休みするかもです~(´。・д人)゙★

SPECIAL THANKS 39

「わかってねぇのはお前だけだって事だ」

そんな事を言いながら
ククッと可笑しそうに笑うけど
あたしにはさっぱりわからない。


『SPECIAL THANKS』   第39話


「何がわかってないって言うの?」
さっきからそう聞いても全然教えてくれなくて

長い足で悠々と歩きながら
気持ちよさそうに背伸びなんてしてる。

すると急に振り返ったかと思えば
「今日はいい天気だよな。そんなに暑くもねぇし?」
そんな類みたいな事を言い出す。
「急になによ?」
類ならこの後に続くのはきっと
昼寝しない?とかそんなとこだけど…。

そんなあたしの怪訝な顔もスルーして

「もしもさ、今この瞬間に太陽が消えたら
 この世界はどうなっちまうと思う?」
「…は?」
西門さんらしくない質問にさらに意味がわからない。

「いいから」
それでも引く気はなさそうな雰囲気に
とりあえず想像してみる。

「そ、そりゃ…
 世界の破滅ってやつが訪れるんじゃないの?
 太陽がなけりゃ生物が生きてけないどころじゃないでしょ」
そう答えたあたしに
正解だとばかりに指をパチンとならす。

「つまり、そういう事らしいわ」
「だから何が」
言いたい事がさっぱりわからなくて
首をかしげたあたしに

「この間、司と飲んだって言っただろ?
 珍しく潰れたかと思ったら司が言ってたんだよ」
と見かねた美作さんがククッと笑って
道明寺と飲んだ時の話をしてくれた。



「2度とそのツラ見せんなって
 言われたっておかしくねぇんだぞ。
 飯食ってくれるだけでも御の字なんじゃねぇの?」
「だよな。いくら牧野でも今回ばかりは
 類に気持ちが傾いちまうのも仕方ねぇんじゃね?」
「うっせぇ…。
 んな事言われなくてもわかってんだよ…」

「何も牧野にこだわらなくても
 女なんて星の数ほどいんだろ?」
「…つは……ねぇよ」

「あ?何か言ったか」
「あいつは星なんかじゃねぇ。
 …太陽は1つしかねぇんだよ」

「「……」」



「あの司が酔ってるとは言え
 半べそかいてそんな事言ったんだぞ? 」
信じられるか?と西門さんは可笑しそうに
笑いながら言うけどあたしは笑えなかった。

「別にオレらは許してやれって言ってるわけじゃねぇんだ。
 むしろ逆だ。ちゃんとブチ切れてやれ。
 お前、自分が忘れられた事について何も言ってねぇんだってな?」
と今度は美作さんが聞いてくる。
「だってあれは…」
道明寺が悪いわけじゃない。
そう続けるつもりの言葉だってお見通しとばかりに

「それでも、だ。
 記憶喪失はあくまでも事故だったとしても
 司は自分の手でお前を傷つけた事を悔やんでんだ。
 それなのに恨み言の1つも言わずに
 何もなかったみたいに自分を受け入れるお前が怖いんだろうよ」
「…怖い?なにそれ」

「怒りも沸きあがらねぇ程度の存在なのかってな」
「……」

「だからどうしたらいいかわかんねぇんだよ。
 お前だって消化しきれてない感情があるから
 司の胸に飛び込めねぇんだろ?
 それが理不尽だろうが何でもいいんだ。
 お前の奥底にある本音をちゃんとぶつけてやってくれ」
困ったように笑うとあたしの頭をポンポンと撫でると

「じゃ、いい加減そろそろ帰るか」
「おぅ。類も昼寝するには十分だったろ」
あたしの返事も待たずに踵を返す。
仕方なくあたしも2人について歩き出す。

するとクルッと振り返った西門さん。

「それが難しいなら
 いっそ一発ヤッちまえば?」
なんてニヤりと笑う。
「なんでそうなる…っ」

「そりゃ、それが1番手っ取り早ぇからだろ?
 処女でもねぇクセにまだ大事に鉄パンはいてそうだしよ。
 そんなお前がヤれたらそれが答えになんじゃねぇの?」
「ククッ…違いねぇな」
お腹を抱えて笑う2人に
あたしはやっぱり顔が熱くなるのを
自覚して焦るだけで何も返せなくて

エレベーターが執務室のある階に停まって
あたしだけ降りて
「えっと…ありがと…?」
何に対してかと聞かれるとわからないけど
今2人に言えるのはこれだけで

「おぅ」
「報告待ってるぜ、つくしちゃん♪」
とニヤニヤした2人を乗せて
エレベーターは降下していった。



 
いつも応援ありがとうございます♡

★大雨で予定が狂ってなんとか間に合いました♪
  でもおかげで週末が激務に…(;´∀`)更新止まったらごめんちゃい★

SPECIAL THANKS 40

「わり。遅くなった」
「う、ううん。大丈夫だよ」

西門さんたちが言った事が頭から離れなくて
どうしたって変に意識しちゃうじゃないの、もうっ…。


『SPECIAL THANKS』   第40話


なんかわかんねぇけど
牧野の様子が変だ。

「醤油取ってくんね?」
で渡されたのは塩だし。

「明日は雨らしいな?」
と言ったら
「え、暑くないよ?」
って返ってきた。

絶対なんかあった。
あったんだろうが……
それが類と何かあったんだとしたら
聞きたくはねぇ気がして
完全にうわの空で
変な返しばっかしてくる牧野に付き合いながら飯を食う。

そのうちにグラスが空になり
「酒ってまだあったか?」
と返事が返ってくるかわかんねぇままに聞いてみれば

「あー、どうだったかな。
 ……っていうか、そんなに飲んで大丈夫?」
なんてまともに会話になったかと思えば
今度は 今までされた事のない心配をされる。

「あ?」
「いや、だって。
 西門さん達があんたが酔い潰れたって言ってたから。
 てっきりすごく強いんだと思ってたけど、 
 勝手にそう思ってただけでそうでもないのかな、って?」
なんて意外な名前を出してきた。

そうか。
あいつらと会ったのか…。
で、こいつがこの態度って事は…まさか。

「あん時はたまたまだ。
 ……なぁ、あいつら他に何か言ってたか?」
あの日は珍しく酔いがまわって
つい余計な事を口走ってたのは覚えてる。

「……ううん。別に?」
「目ぇそらしてんじゃねぇよ。何言われた?」

「や。だから何も言われてないってば」
「ウソつくならもう少し上手にやれよ」

「ほんとに何もないってば。
 あんたの事どう思ってんだ、とか?
 ちょっと聞かれただけだもん。
 えっと…お酒だっけ?持ってくるね」
「あっ!おいっ」
オレの制止もシカトして
逃げるようにキッチンへと小走りで行く牧野。

絶対あいつら余計な事言ってんじゃねぇかよ!

じっとしてられなくて
立ち上がって冷蔵庫を開けている牧野の背後から
上段にあった酒に手を伸ばす。

するとオレに気づいてなかったのか
「ぎゃっ…!」
と色気のねぇ声を漏らして肩を揺らす。

「ククッ…。ぎゃって何だよ」
言いながら酒を持ってない方の腕で
牧野を捕まえてみれば

「うぎゃあっ!」
とますます色気がねぇ。
それでもオレには最高に可愛くて
本気では逃げようとはしてねぇ様子にも
どうしたってニヤけるのを抑えられねぇ。

どこまで許されるのかと
そのままこいつの頭に顎を乗せてみれば
重いだの、離れろだの、
挙句には縮むと訳わかんねぇ事を言いながら
腕の中でもがけばもがくほどに
わざと体重をかけたり
腕に力を入れて閉じ込めてやれば

「ちょっ…動けな…っ」
完全に身動きが取れなくなったこいつは
諦めたように抵抗を止めて大人しくなったが

オレの事をどう思うか聞かれて
総二郎たちにこいつは何と答えたのか。
すげぇ気になりながらもそれは聞けずにいた…。




 
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