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幸せのかけら

★こちらのお話は
  連載をすぐに開始するかまだ迷っておりますので
  ご覧になる際はその辺りをご了承ください~(´。・д人)★




気が付いた時にはもう好きだった。

何がきっかけで、いつからなんて
自分でもわかんねぇけど
ごく自然に、オレの中にあいつはいたんだ。


『幸せのかけら』
    ~ episode 0 ~



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幸せのかけら 1

★月替わりのキリがいいとこでひとまず連載開始。
 目指せ週1で頑張りまーす(・∀・)ヨロシクデス★




人生は何が起きるか
まったくわかったモンじゃない。

あたしがこの英徳に通っている
これ以上に奇妙なハプニングが
あたしの人生にまだ残されていたなんて誰が思うだろうか。


『幸せのかけら』   第1話


ママの一生のお願いとやらで
あたしの家はごくごく一般的…よりも貧乏なのに
家計を圧迫させてまでこの英徳学園に在籍し続けている。

2年生の2学期ももうすぐ終わりを迎えようとしていて
いつの間にか高校生活も折り返した事に驚いてたりする。

この学園は何かと特殊で
その中でも群を抜いてるのが
先生よりも偉い生徒がいるという事。

その生徒たちはF4と呼ばれ
まさにこの英徳学園の支配者。
彼らが黒と言えば黒。
逆らった者は彼らにより赤札が貼られてしまい
全校生徒から攻撃を受け、最終的に学園を追われる。

いわば学校黙認の公開いじめ。

その事実に思う所がないわけじゃないけれど
退学になればママに何を言われるかわかんないし
英徳を卒業したとなれば就職にもきっと有利だし…?

せっかく折り返した高校生活、こうなったら
目立たず息を潜めて無事に卒業してやろうってモンよ。
彼らとさえ関わらなければそれはきっと難しい事じゃない。

そう思っていたあたしの運命を変えたのは
F4の1人、花沢類。彼の気まぐれな行動からだった。

庶民のお弁当がよほど珍しかったのか
いきなり目の前に座ったかと思えば
えのきのベーコン巻をイソギンチャクと呼び
1つ食べさせろと言ってきた。

ほんとはちょっと嫌だったんだよ?
だってあの日のおかずで唯一のお肉だったんだから。

でも…花沢類の瞳ってビー玉みたいに綺麗だし。
F4相手に「NO」なんて言えるわけなくて…。

でもまぁ。
美味しいって言ってくれたから、いっか。

その日を境に花沢類は
時々フラッと現れてはあたしのお弁当のおかずを
食べるようになって自然と仲良くなった。


そんなある日。

「おいっ!」
帰ろうとしていた所を呼び止められて
なんとなく振り返ったそこにいたのは…

F4のリーダー、道明寺司。

花沢類と話すようになって
ほんの時々西門さんや美作さんとも
挨拶くらいは交わす事もあったけれど
この人とは話した事も、
ましてや目を合わせたのも今が初めてかも。

別に避けてたつもりもないけれど
なんていうか…
本能的に関わっちゃいけない気がして…。

だって…
赤札の対象者を選ぶのはいつもこの人だし。
この人に目をつけられて
無事だった人なんてこの学園にいない。

それでも
どうしてだかわからないけれど呼び止められたし
あたしも振り返っちゃったし…目も合っちゃった。

「あ、あの…何か?」

何を言われるのかと
心臓の音がバクバクと耳のすぐ奥で響いている。

そのせいなのか…

「…あって…い」
「え?」
道明寺司が何か呟いた言葉が聞き取れず聞き返した。

するとカァッと顔を赤くした道明寺司。

やばっ…。怒らせた??
思わず一歩下がる。

そんなあたしに深呼吸するみたいに
大きく息を吸ってからふぅっと一気に吐き出すと

再びあたしと視線をぶつけた。

「付き合って…く、ださ…い」

……え?
聞き間違い?

付き合ってくださいって言った?
まさかよね?そんな訳ナイナイ。
あたし相手に敬語使うなんて変だし。

あぁ~…でもどうしよう
また聞き返したりしたら今度こそ機嫌を損ねるかもしれないし。

なんとか聞き逃した言葉は
何だったのか頭の中で探していると今度は

「…これ」
そう言って差し出されたのは
この人が持つには違和感がありすぎるくらい
小さくて可愛いらしいブーケ。

すぐに受け取らないあたしに
ん。と催促するように少し前に突きだしてくる。

「…あ、ありがとうございます」
受け取ってみるとお花のいい香りが鼻をくすぐった。

「…で?
 付き合うのか付き合わねぇのかどっちだ?」
「……」

やっぱり付き合えって言ってる?
それもお花渡すって事は…これって告白、なのかな?

いやいやそんなまさか!
そもそもなんであたし!?

そう思ってチラりと見上げてみれば
じっとあたしを見てる道明寺司と目が合う。

その表情は不機嫌そうに眉根をひそめている。

もしこれが仮に告白だとしてよ?
この人と付き合うなんて考えられない…んだけど。

断ったりしたら…
報復として赤札貼られたり…とかする?

せっかく半分頑張ったのに。
あと1年と少し頑張れば卒業できるのに…

どうする?どうするあたし…。

そんな事をぐるぐる考えてるうちに

「どっちだって聞いてんだろっ!?」
なんて苛立った声で言われて
「よ、よろしくお願いしますっ!」
と思わず慌てて頭を下げていた。

わっ!あたしってば何言ってんの!?
付き合うとかないってば!

それでも…

「…マジで?」
「は、はい。マジ、です」
念を押すように聞かれて
またコクコクと頷いてしまう。

F4相手に「NO」が言えないあたしも
すっかりこの学園に毒されてるのかもしれない。

でも…う~ん。

こうしてお花をくれるくらいだ。
いくらなんでもヒドい目には遭ったりしない…よね?

きっと庶民が物珍しかっただけに違いない。
恋人っていうよりペットみたいな感覚かもしれないし。
この人が飽きるまで…そうだ。
それまでなんとか乗り切ればいいんだ。

そう自分を納得させた。

「お、おぅ。
 じゃ、じゃあそういう事だな」
「はい。そういう事で」
ペコリと頭を下げると
くるりと踵を返して逃げるように駆け出した。




いつも応援ありがとうございます♡

幸せのかけら 2

正直、上手くいくとは思ってなかった。

ただ、牧野にオレの気持ちを知ってほしくて。
たとえ今は何とも思われてなくても
いつか必ず振り向かせると宣言できればよかった。


『幸せのかけら』   第2話


ペコリと頭を下げて
走って行く牧野の後姿を見送り
見えなくなってからどれくらい間が空いただろう。

やっと実感がわいてきて

「……よっしゃっ!」
1人 グッとガッツポーズをした。

マジでダメだと思ったんだ。

あいつの姿を見つけた途端に
あり得ねぇほどに動悸が激しくなって

目が合っただけで
頭ん中が真っ白になって
叩き込んだはずのセリフが飛んだ。

小せぇのは知っていたが
こうして実際向かいあってみれば
思ってたより小柄な牧野が可愛くて。

キョロキョロと動く瞳から目が離せなくて、
時々視線がぶつかれば吸い込まれそうになる。

息をするのが難しいと思ったのは初めてだった。

そんな状態で
なんとかあきらたちの言葉を思い出し
“付き合って下さい”というのがやっとだった。

おまけにすぐに返事をしない牧野に焦って
我慢出来ずに急かすように迫ってしまった。

あまりのグダグダっぷりに
やっぱり今のはなかった事にして
また明日最初からやり直そうかと思ったくらいだ。

それが…あいつの返事は「Yes」
よろしくお願いします、だってよ。

あいつがオレの彼女。

彼女だぞ、おい。
…やべぇ。ニヤける。


「…だったら戻ってきてねぇで
 送ってくついでにデートでもしてこいっつの」
「まったくだ…。
 どうやったらその流れで現地解散になるんだよ」
「1人で戻ってくるからフラれたと思ったのに。
 慰めてあげなきゃねって話してたんだけど?」

ふわふわとした気持ちのまま
テラスへ戻って報告をしたオレに
祝福の言葉どころか
呆れかえった顔でため息をつくこいつら。

…でも、そうか。

恋人なら一緒に帰っても良かったのか。


それなら今からでも、と思ったが
よく考えてみれば
オレはあいつの連絡先を知らねぇ。

類に聞けばわかるかもしれねぇが
彼氏のオレが友達の類に聞くのは
なんとなく癪に触って今日は諦めた。


翌日。

学園から牧野の住所を聞き出し
朝迎えに行ってみれば
そこは一応一軒家らしいが
想像以上に小さい…こんな所で暮らせんのか?

ふと2階を見上げてみれば
窓際に小さなクリスマスツリー。

そうか…
もうすぐクリスマスだ。

もう恋人なんだから
デート…とか誘っていいよな?

だが、どこに連れて行けば喜んでくれるのか
また総二郎たちに聞いてみるかと
プランを練っていた、その時。

「進ーっ!
 あたし先に行くけど
 進も遅刻せずに出ないとダメだよ?
 あとお弁当ここ置いとくから!
 早くしないとほんとに遅刻するんだからねっ」

家の中から牧野の声が聞こえて
心臓がドクンッと高鳴る。

出てくるのかと思うと
邸を出る前だって何度もしたのに
慌てて自分の格好をチェックし
おかしな所はないかと確かめちまう。

そして…

「行ってきまーす!」
そんな声と共に開いた扉から
牧野が出てきて、家の中へ向いていた顔を
こちらに向けた牧野がオレを見た。

「…よぉ」
「……」

__パタン。

何度か瞬きをした後、1度閉じられた扉。

…?
忘れ物か?

…ハッ。もしかして。

オレがいると思ってなかったから
あいつも慌てて身だしなみのチェックしてるとか?

そのまま待ってると
今度はゆっくりと少し開いた扉から
顔半分だけを覗かせてこちらを見る。

照れてんのか?
くそっ…何でもいいがとにかく可愛い。

「あ、あの…」
「ん?」

「どうして…」
「迎えに来た。
 付き合ってんだから普通だろ?」

「えーっと…
 住所とか教えましたっけ?」
「…?
 んなの学園に問い合わせればすぐわかんだろ」
それの何が不思議なのかわからず
首をかしげる。

「行こうぜ」
そう言いながら自然と差し出した手。
牧野はその手をじっと見ていたが
しばらくすると玄関から出て来て
オレの手に小さな手を重ねた。




いつも応援ありがとうございます♡

★季節感なくてスミマセン(^_^;)
  そして今回は牧野家の
  貧乏レベルは低めにしてます(笑)
  英徳に通うため生活費の足しにとバイトもしてますが
  お家はアパートではなくパパの勤め先の社宅って事で★

幸せのかけら 3

いつもと何ら変わらない朝。
昨日のは夢か何かだったかもしれない。

なんとなくそう感じたけれど
家を出た瞬間に現実なんだと思い知る。


『幸せのかけら』   第3話


目覚ましで起きて、
進の分と自分のお弁当を作って。

昨日と同じ動きをしていると
昨日と何も変わってないみたいで
昨日と同じように玄関の扉を開く。

だけど、そこには
昨日まではそこにいなかったはずの
道明寺司の姿があった。

__パタン。

うん。
1回落ち着こう。

相手は道明寺司だよ?
こんな住宅街に立ってるはずがない。

あたしに用があるなら
使いの人でも寄越して呼びつけるはずでしょ?

そう言い聞かせて
もう1度、今度はゆっくり扉を開けて覗いてみる。

……。
いる。やっぱりいる。

「あの…」
「ん?」
あちゃー。反応まである…本物なんだ。

「どうして…」
「迎えに来た。
 付き合ってんだから普通だろ?」

あ~…
やっぱり昨日のは夢じゃなかったんだ。
付き合っ…てるんだ、あたし達。

「えーっと…
 住所とか教えましたっけ?」
「…?
 んなの学園に問い合わせればすぐわかんだろ?」

そんなバカな。
うちの学園ってば個人情報を何だと思ってるのよ。
あたしが道明寺司の住所問い合わせたら
教えてもらえたりするってこと?しないでしょ?

「行こうぜ」
そんな言葉と共に差し出された手。

チラッと道明寺司の顔を見上げてみれば
スッとわずかに視線を反らして
なんとなく、だけど顔も赤くなってる…?

…あ。

エスコートしようとしてくれてるのに
恥かかせたみたいになってる??

慌てて重ねたその手は
あたしよりずっと大きくて、暖かかった。



「あのー…」
「なんだ?」
あの後、乗せられたのは
ダックスフンドなピッカピカのリムジン。

学園で見慣れているような気がしていたけれど
この住宅街の背景はなんとなく合成に見えた。

そんな車内では
道明寺司は落ち着きなくそわそわしてる。

告白されたし、付き合ってるって言うけど
あんまりそんな雰囲気ない…よね?

なんか挙動不審だし
一緒にいても楽しそうというよりは不機嫌そう。

…もしかして
告白自体が何かの罰ゲームだった、とか?

ほら。趣味がいいとは思えないけど
あり得ない相手に告白してこい、みたいな。

それなのにあたしがうっかり
OKなんてしちゃったから罰ゲームが終わらないとか…。

えぇ~。
絶対そうだよ。

この人とあたしに接点なんてなかったし
綺麗な子だって多いんだから
あたしを好きになるはずなんてないもん。

それだったら昨日の時点で
「お前なんか誰が相手するか、バーカ!」
とか言ってくれたらいいのに。

無事に解放してもらえるなら
泣き真似くらいなら付き合うよ?

…だとすれば
こんな状態は持っても1週間ってとこ?

そんな計算をしてるうちに
窓の外に学園が見えてくる。

「この車ってどこで止まります?」
「は?」

「だから…学園で降りるんですか?」
「そこ以外にどこで降りるんだ?」

「いや…目立つのはちょっと嫌だな、って」
道明寺司と関わりがあるなんて
あの学園の生徒に知られるなんて面倒だし
それが一時的なものならなおさら。

何を言われても別に気になんてしないけど
今は空気みたいな扱いなのに
きっと付き合ってると思われてる間は
あたしの後ろにこの人を見て急に友達面してきて
フラれた後は身の程知らずとか言うに決まってる。

出来れば卒業まで静かに過ごしたい。

それなのに…

「歩いて登校してる方が目立つだろ?」
なんてやっぱりどこまでも
あたしとこの人の常識は一致しない。

車で登校するなんてあたしには考えられないけれど
確かにあの学園なら車での登校は珍しくはない。

でも、この人達の車は別。

いつ、どこに現れても
その周辺が一気に色めき立つんだから。

そんなあたしの考えは
結局この人には伝わらず
車寄せにリムジンが停まり
まず道明寺司が降りると華やかな空気へと変わる。

そして振り返りあたしに手を差し出すと
誰が一緒なのかとザワッと興味と注目が注がれるのがわかった。

出来ればこのまま
この車の中にいたい。

だけどそんな事は許されなくて
仕方なく俯きながら手を重ねて降りると
辺りが水を打ったように静まりかえった。



いつも応援ありがとうございます♡

幸せのかけら 4

恥ずかしがり屋なのか
目立ちたくないという牧野。

そうは言うがお前ほど輝いてる存在はいねぇぞ?
その自覚がねぇのも恥ずかしがる所も
いちいち可愛くてたまんねぇ。


『幸せのかけら』   第4話


牧野はオレと付き合っている事を
あまり知られたくねぇようだが
そういう訳にはいかねぇ。

こんなに可愛いんだ。
庶民だという事実がフィルターとなり
たまたま今までは見つからなかっただけで
いつ、どこのヤローが気付くともわかんねぇ。

そうなる前にこいつはオレのだと
しっかり示しておかねぇと。

オレにエスコートされ
車から降りてきた牧野に
ザワザワとうるさかった野次馬共が静かになった。

オレは今まで女を連れて登校した事なんてねぇ。
それだけでもインパクトとしては十分だが

恥ずかしそうに俯く牧野の肩を抱き
微笑んでやる。

その瞬間あちこちから悲鳴のような声が聞こえた。

「おーおー。派手な登場だな、おい」
「へぇ?マジで付き合ってんだ?」
「司の妄想かもしれないって思ってたのに」

そんな声に振り返れば
人垣が割れた奥から出てきたあいつら。

「妄想ってどういう意味だよ」
可笑しそうに笑ってやがる類に噛みつく。

「だってフラれる方に賭けてたから」
「あ?」

「全員一致で賭けにならなかったけど」
「あぁっ!?」
類を睨みつけ、その視線を
総二郎とあきらにも向ければ

「お、おいっ
 余計な事言うなよっ、類!」
「まぁ、あれだ。
 付き合えて良かったじゃねぇか、な?」
降参だとばかりに手はあげているが
その顔は堪える事さえもなく笑ってやがる。

「死にてぇようだな?」
ボキッと拳を鳴らす。

「待て待てっ!」
「落ち着け司っ!」
オレが本気だと気付き漸く焦った声を出すが
今さら遅ぇ。殺しはしねぇが1発は入れる。

そんなオレを止めたのは

「いいの?」
なんて落ち着いた声を出す類。
「何がだよ」
そう答えながらも総二郎たちから視線は離さない。

「ん?あぁ。
 司に言ったんじゃないから」
「あ?」
じゃあ誰に言ったのかと振り向けば

「本当にいいの?
 あんな乱暴なのが彼氏で。
 あんた、前に恋人にするなら
 優しい人がいいとか言ってなかった?」
とオレを指さして牧野に聞いてやがる。

聞かれた牧野は
オレと目が合った途端に視線をそらした。

「今ならまだ間に合うよ。
 …あ、そうだ。俺にしとく?優しくするよ?」
そんな言葉に類を見上げた牧野が
救いを求めてるように…見えなくもない。

「おいっ!
 人の女 勝手に口説いてんじゃねぇぞ!」
類から引き剥がすように牧野の肩を抱き寄せる。

それでも類の口は減らねぇ。

「許可があればいいんだ?」
「許可なんかするかよ!」

「自信ないんだ?」
ククッと笑う類が本気じゃねぇ事くらいわかってる。

でもオレだってまだ夢みてぇなんだよ。

「うるせぇっ!
 こいつに手ぇ出してみろっ。
 相手が誰だろうが容赦しねぇからなっ!」
それはこの場にいる全員に向けて言ってやる。

ちょっかいかけようってヤローには
もちろん地獄を見せてやるが
妬みや嫉妬で陥れようなんて奴らへの牽制も兼ねていた。

牧野を傷つけるという行為は
オレに対して喧嘩を売ったも同然で
人生が終わった瞬間だということを
学園中に示せた事は良かったんじゃねぇかと思う。

…が。

気になる事もある。

“恋人にするなら優しい人がいい”

どんな話の流れで
そんな事を聞き出したのかは知らねぇが
牧野の好みがそうなら
総二郎たちに殴りかかろうとしたオレは
こいつの目にどう映ったのか。

あきらから威圧的な態度は改めろと
言われたがまさにその通りって事か。

肩は抱いているが
触れている所から牧野の緊張が伝わってくる。

「…気を付ける」
「え?」

「優しく出来るように気を付ける
 お前に嫌われたくねぇし。
 …だから、んな怯えんな…悪かったよ」
バツが悪くて泳がせていた視線を
牧野に戻してみれば
ポカンとした顔でオレを見上げていた。

そして
「…うん」
と少し笑って頷いてくれた。




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