still love you

『4年後必ず迎えに行きます』

そう言った道明寺との約束は
果たされる事なく気が付けばあれから8年。


『still love you』   第1話




それまでだって頻繁に連絡があったワケじゃないし
3ヶ月くらい音信不通だったクセに
何事もなかったみたいに「元気か?」なんて
電話してくるのもいつもの事だった…。

そんな日常が当たり前になりつつあった
道明寺がNYに行ってから2年が経った頃。

道明寺専用のケータイが鳴らなくなった。

はじめはそのうちまたかかってくるんだろう。
なんてのんきに考えていたんだけれど、
気がついたら半年くらい経っていて
F3に聞いても全然つかまらないって言うだけで。

さすがに心配になって電話をかけてみたけれど
聞こえてきたのは無機質なアナウンスだけだった。

それからあいつから連絡が来る事はなくて
あたし自身、あいつから連絡が欲しいのか欲しくないのか
自分でもわからなくなってしまっていた。

それでも

ついて行かないと決めたのはあたし。
いい男になって戻ってきたら
幸せにしてあげると言ったのもあたし。

だから4年はちゃんと待ってようと思った。


そして約束の4年。
あたしが大学3回生になった春、

__あいつはとうとう帰って来なかった。



道明寺のお母さんに勧められて
あたしはこの4年道明寺邸で教養を身につけるための
色々なレッスンも受けさせてもらっていたけれど

約束の4年を過ぎてしまった事で
あたしの中で何か緊張の糸みたいな物が切れてしまった。

「…ほんとに全部やめちまうのかい?
 奥様もあんたが続けたいならそうするように言ってんだよ?」
タマさんは残念そうに泣きそうな顔であたしに言う。
「はい…。道明寺には感謝してるんです。
 あたし1人だったらこんなにレッスンを受ける事も出来なかったし。
 いつか、あいつが帰って来たらありがとうって伝えてもらえますか?」
もう決めた事だと答えたあたしに
タマさんは大きなため息をつきながら頷いてくれた。

最後にあいつの私室のデスクの上に
土星のネックレスと道明寺専用だったケータイを置いて
もう訪れる事はない道明寺邸をあとにした。



それからあたしは夢だった弁護士になって
小さいながらも恵まれた職場でそれなりに楽しく毎日を過ごしていて

当時はさよならも言えずに終わってしまった恋を
どう消化していいものかわからなくて
時々雑誌なんかに出てるアイツの顔を見ては
ズキン…ッと胸を痛める事もあったけれど。

8年も経ってしまえば
道明寺とのあの激しい恋愛も
素敵な思い出だったと懐かしむ余裕も持てたように思う。


「つくしー。ちょっと頼みあんだけど」
「あ、颯太先輩。お疲れ様です。どうしたんですか?」

仕事を終えて事務所を出ようとしていた所で
新人だった頃から
お互い共通点があった事もあってか
何かと気にかけて可愛がってくれる颯太先輩に呼びとめられる。

「高木社長への顔立てでパーティ出なきゃなんねぇんだけどよ。
 ほら、俺フリーだろ?相手いなくてさ…パートナーやってくんね?」
高木社長と言うのは颯太先輩のクライアントで
うちの事務所にとっても大事な顧客の1人だ。

「えぇっ!?…嫌ですよ。あたしそういうの苦手だし…」
「そこを何とか頼むよ!な?
 お前がいれば高木社長のウケもいいしよぉ…。
 今度ランチ好きなの奢ってやっから…お願いしますっ」
と手を合わせながら頭を下げてくる颯太先輩。

「はぁぁぁ…。
 颯太先輩にそこまでされちゃ、仕方ない…。
 そのかわり自分じゃ食べられないような
 高級ランチ奢ってもらいますからねっ!?」
ため息をつきながらも了承すると
「おぅっ!まかせとけ。
 特別に今日も晩飯奢ってやるっ。ほら、行くぞ」
颯太先輩はそう言いながらクシャっとあたしの頭を撫でて笑った。





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still love you 2

「颯太先輩ってラーメン以外食べる事あります?」
「うん?ギョーザも食ってるだろ。
 文句あるならギョーザ分けてやんねぇぞ?」

そんな軽口を叩き合いながらも
2人並んでズルズルとラーメンをすする。


『still love you』   第2話


颯太先輩は無類のラーメン好きで
この近辺に行ってないラーメン屋さんはないくらい。

「つくし。お前、ここの味好きだろ?」
「はいっ。すんごく美味しいです」
「だろー?ここオープンしたばっかなんだけどよ
 絶対気に入ると思ったんだよなー」
と颯太先輩は得意気に笑う。

「ありがとうございます。
 でもあたしや事務所の人ならともかく
 彼女もラーメンばっかり連れてくからフラれるんじゃないですか?」
「うるせぇ。
 俺みたいなおっさんとラーメン食ってる女に言われたかねぇよ。
 つくしこそたまには俺の誘いをデートを理由に断ったりしてみろっつーの」
そう言いながら箸であたしを指す颯太先輩は
あたしより年齢は5つ上だけど、整った顔立ちをしてるし
おっさんなんて形容詞とは結びつかない。

「いいんですっ。今のあたしの恋人は仕事なんです
 覚える事も吸収したいこともたくさんありすぎて充実してますもん」
捨て台詞のように言うとまたズルズルと麺をすするあたしを見て
「色気はちと足りねぇが、その気になりゃ
 お前も結構イケてると思うんだけど。もったいねぇな、おい」
と颯太先輩はケラケラ笑う。




「じゃ、ごちそうさまでした。
 遠回りなのに送ってもらってスミマセン」
颯太先輩の車から降りて言うと
「気にすんな。
 ちゃんと歯磨いて風呂入って寝ろよ」
「あたしは子供ですか」
ムッとした顔をすれば
「大人の女はそんな顔しねぇよ」
とクスッと笑いながら手を振ると車を出した。




2週間後。

颯太先輩に頼まれたパーティ当日。
会場で直接待ち合わせして中へと入る。

「わ。何か思ってたより盛大なパーティですね」
「そうだな…。招待客も結構な有名人が名を連ねてたぜ?」
「へぇ…。あたしなんかが来てホントに良かったんですか?」
「それを言うなら俺だって同じだろ。
 でもま、高木社長の招待じゃ断れねぇし?」

そんな会話をしながらも
高木さんの所へ2人で挨拶に行く。

「高木社長、ご無沙汰してます。
 この度はお招き頂きありがとうございます」
「おぉ。颯太君につくしちゃんも来てくれたのか!
 忙しいのにすまんね。今日はゆっくりしてってくれ」
ガハハと豪快に笑いながら颯太先輩の肩を叩く高木社長。
「ありがとうございます」

「あぁ、そうだ。颯太君、
 この間の件でちょっと聞きたい事があったんだ。
 ちょっと今時間もらってもいいかい?」
「はい、もちろん」
そう言って2人は今抱えている件での
軽い打ち合わせを始める。

あたしはその隣で2人のやりとりを聞いていた時だった。

「お話中の所、失礼します。
 高木社長。本日はお招き頂きありがとうございます」
後ろから聞こえた声にあたしは体が硬直した。

__そんなまさか。

声の主の方へ振り向く事もできずに心臓の音だけが
自分の中で大きく鳴り響いてる。

そして
「ん?おぉっ!道明寺君!
 久しぶりだね。また一段といい男になったんじゃないのかい?」
と高木さんが弾む声で握手を求めてる相手。

「…さぁ、どうでしょう。
 いい男の条件と言うのが私にはいまいちわかりませんので…」
背中越しでもわかるような
鋭い視線をあたしに向ける男。

「なぁ、牧野?
 お前にとっていい男っつーのはどういう男だ?」
その言葉に打ち合わせの内容を
スマホにササッとメモっていた颯太先輩が反応して
振り向いてしまったものだから
仕方なくあたしも振り返るとそこにはやっぱり。

綺麗な女の人を連れ添った道明寺が
まっすぐにあたしを見つめていた。




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★え~っと…これ「つかつく」ですよ!「颯太×つくし」ではありませんよ~!!★

still love you 3

「なぁ、牧野?
 お前にとっていい男っつーのはどういう男だ?」

知るかっ!そんな事!!
そう答えるワケにもいかずキッと小さく睨みつける。


『still love you』   第3話



道明寺があたしを見てる事に気が付くと
「おやっ。道明寺君とつくしちゃんはお知り合いだったかな?」
そう言いながら高木社長が
あたしと道明寺を交互に見比べる。

「あ~…高校の先輩、後輩なんです」
と曖昧な笑みを浮かべながら答えると
「そう言えばつくしちゃんも英徳だったね
 こんなに素敵な先輩がいたら学生生活もさぞ潤っただろうねぇ」
「えぇ…まぁ。
 貴重な体験をたくさんさせて頂きました」
と道明寺だけにわかるようにトゲのある言い方をしてやったけど
目の前の男は逆にあたしにだけわかるように片眉を小さく上げた。

「とにかく、お知り合いなら紹介する必要もないかな
 私はまだ挨拶が終わってないからこれで一旦失礼するよ」
そう言って高木社長は秘書さんとこの場を離れていく。

出来る事なら目の前の男も連れてって欲しかったんだけど…。

「…司さん、紹介して下さらない?」
と道明寺の隣に立っていた女性が口を開いたのに
道明寺は聞こえなかったみたいな態度でスルーしている。

ハァ…と小さく息をついて

「あの…はじめまして。牧野つくしです」
とその女性に自己紹介をしてみる。
すると、その女性も道明寺の態度に困っていたのか
ぱぁっと表情を緩ませて
「三井 美香です。よろしく」
綺麗な笑顔で握手を求めてくれた。

そのまま美香さんが話し始めたおかげで逃げるタイミングを失って
道明寺と美香さんと颯太先輩とあたし…なんて
奇妙な組み合わせのまま美香さんの話を聞いている。

「まさかつくしがあの道明寺司と知り合いだったとはな…」
なんてコソッと耳打ちしてくる颯太先輩。

知り合いってだけで驚くなら「元カレです。」
そんな事を言ったらひっくり返るんだろうか…。
なんてどうでもいい事を考えながらも
適当に美香さんの話に相槌を打っていると

「お腹すきません?」
なんて言いながら近くにあったテーブルから
料理をあたし達に取り分けて渡してくれる。

「あ、ありがとうございます…」
さすがにこの雰囲気で食事をとる気にもならなくて
遠慮がちにお皿を受け取ったものの、
「わ。このマリネすごく美味しいですよ?」
なんて無邪気に笑う美香さんにつられて口に運んでみれば
「ほんとだ…おいひぃ~」
と思わず感動してしまう。

しまった…と思った時にはもう遅くて。

「ククッ…。ほんとつくしは食べてる時は良い顔するよな」
と颯太先輩がお皿を持ったまま片手で口を覆いながら笑いだす。
「美味しい物を美味しいって言っただけじゃないですか」
と小さく咳をして落ち着きを取り戻すと
「ほら。俺のもやるから食っとけ」
そう言いながら自分のお皿からプチトマトを移動させる。

「…もうっ!そんな事言って
 自分が苦手な物押し付けてるだけなのわかってますからねっ」
「ははっ…バレたか
 いいじゃねぇか。お前トマト好きだろ?」
「そういう問題じゃないです」
そんなあたし達のやりとりを見て美香さんがクスクスと笑う。

「ふふっ…お2人とも仲がよろしいんですね。羨ましいです」
「あ…いえ。そんな…」
そう言われると急に恥ずかしくなって
否定するあたしの視界の端っこでは
ずっと黙っていた道明寺が静かにお皿をテーブルに戻して

それに気が付いた美香さんは
少しだけ寂しそうな顔をしていた。





いつも応援ありがとうございます♡

★え~っと…「つかつく」ですよ!「司×美香」でもありませんよ~!!★

still love you 4

パーティから一週間が経った頃。

あたしは道明寺という男が
どういう人間だったか思い出す事になる。


『still love you』   第4話


仕事を終えてマンションに帰宅してみれば
あたしの部屋のドアに道明寺が背中を預けて立っていた。

どうしてあたしの家をあんたが知ってんのよ…。

なんてこいつに聞くのはきっと愚問なんだろう。
大きくため息をつくと
道明寺もあたしに気付いたようで視線を向ける。

「…よぉ」
口角を少し上げながら不敵に笑う。
「邪魔。そこどいてくれない?」
そう言いながら睨みつけると

「普通、彼氏が家の前に立ってたら
 もうちっと嬉しそうな顔するモンじゃねぇの?」
なんて言いながらあたしの顔を覗き込んでくるこいつ。

こいつ…今何て言った?彼氏とか言わなかった?

「…誰が誰の彼氏なわけ?」
聞き間違いかもしれないともう一度確認してみる。
「オレが。お前の?」
当たり前だと言わんばかりの顔で答えるコイツ。

ヤバい…。頭痛がしてきた。

「あんたしばらく会わないうちに頭でもおかしくなった!?
 あたし達はとっくに終わってるの!
 別れたの!元!恋人!わかったら、さっさと帰って!」
そう怒鳴って道明寺の体を押しどけてドアに鍵を差し込む。

「…いつ別れたんだよ?」
「は?6年前くらいじゃないの!?
 実際こうやって話すのも6年ぶりくらいだし。
 もうっ!そんなのどうでもいいでしょっ!」

「いいわけあるか。
 オレは別れるなんて言ってねぇし、お前にだって言われてねぇぞ?」
ムスッとした顔で言うこいつは
明らかに納得してないって顔だ。

あぁ、そうだ。
こいつなんとなく、とかじゃ通じないんだった。
自然消滅で別れるなんて理屈は通用しないってワケ?

「だったら、今でいいわよ!
 あたしはあんたと別れますっ!
 長い間どうもありがとう!!これでいいでしょ?」
吐き捨てるように言えば
「認めねぇな」
と即答してくるこいつ。

「…いい加減にしなさいよ、あんた。
 6年前に突然音信不通になったのは道明寺でしょ?
 あたしがどんな思いで約束の4年間を過ごしてたと思ってんの?
 それを今さら現れて、別れてないって言われても困るのよっ!
 あたしの中であんたとの事はとっく終わってるの。
 お願いだからもう放っておいて…」
それだけ言うと部屋に入ってドアをバタンと閉める。

閉めたドアにもたれながらズルズルとその場に座り込むと

「…連絡しなかったのは悪かったと思ってる。
 けどオレは…お前への気持ちがブレた事は一瞬もねぇからな。
 お前を手放すつもりもねぇ。……今日は帰る。いきなり悪かったな」

そんな声が聞こえた後にコツコツと響く足音が小さくなっていった。

足音が完全に聞こえなくなると
あたしの頬を涙がつたう。

ゴシッとその涙をぬぐいながらも
これがどういう感情の涙なのか、自分でも持て余していた。

あいつとはとっくに終わったと思ってる。

だから今さら戻って来られても本当に困る。


なのにあたしの心臓はそれを否定するみたいに
バクバクとうるさい音をあたしの中に響かせて、
耳にはあいつの言葉が残って離れない。


「…ありえないっつーの……」

ふと呟いてみた言葉も
自分の言葉なのにその真意がわからなくて
あたしはしばらくその場から立ち上がれなかった。





いつも応援ありがとうございます♡

★書いてて自分が酸欠になりそうです…(-д-;)★

still love you 5

「……お前。女だっつー自覚あるか?」

翌朝、出社したと同時に飛んできたのは
呆れかえったような顔をした颯太先輩の言葉だった。


『still love you』   第5話



昨日はあいつのせいで全然眠れなくて
おかげで今日のあたしは「ザ・寝不足」な残念すぎる顔をしている。

だから颯太先輩に言われなくても
女としてどうか…どころか
社会人としてどうか…そんな状態なのも自覚してる。

いつもなら売り言葉に買い言葉で返すあたしが
黙っていたもんだから
「…おいおい。マジで何か悩み事か?
 俺でよかったら今日の帰りに飯でも行くか?」
なんて今度は心配そうにあたしの頭を撫でる。

こういう所、ホントお兄ちゃんみたいだよね。
自分が長女だから、
こうやって甘やかされるのってすごくくすぐったい。

「いえ。ただの寝不足です。
 それに今日は先約があるんで…」
颯太先輩の手を払って、言えば
いつもの調子に戻って安心したのか
「お。ついにデートする男が出来たか?」
なんて驚いたように言う。

「残念でした。
 男は男ですけどね。類なんでそういうのじゃありません」
「…類君ね」
と颯太先輩は小さく息をつく。

「あ…。よかったら颯太先輩も行きます?
 この間話してたイタリアンに連れてくって約束なんです」
少し前に見つけたお店が美味しかったと話したら
食べたいと言った類。
そのお店の話は颯太先輩にもしていたから
今度行こうと話してたばかりだ。

「いや。遠慮しとくよ。
 類君とは協定結んでるからな」
「は?何ですか、それ」
「んー?お前は知らなくていいんだよ。
 類君と会うのも久しぶりなんだろ?楽しんでこい。
 ま。その前にその寝不足って書いてそうな顔なんとかしとけよ。
 あんなイケメンの横にその顔で立ってたら…すげぇ目立つぞ?」
とゲラゲラ笑いながら歩いて行った。




別に颯太先輩に言われたからじゃないけど
類に会う前に化粧を直してはみたものの…。

「あんたが寝不足って珍しいね。何かあった?」
会うなり、顔を覗き込まれて
ん?と首をかしげてくる類。
 
「べ、別に?
 過去の判例とか読んでたらつい遅くなっちゃってね」
「……ふぅん?
 ま、そういう事にしといて、ご飯食べに行こっか」
とあたしが本当の事を言わずに
誤魔化した事もわかった上で何も聞いてこない類との空気は
相変わらず居心地がいいものだった。



「ん。おいしい」
「そう、よかった」

あたしが見つけられるようなお店のこのイタリアンなんて
普段類が行くようなお店とはランクが全然違うわけだけど
西門さんや美作さんとは違って
この人は案外B級グルメなんて物も好んで食べたりする。

…そう言えば、道明寺もこういうのは食べないけど
あたしが作った物は文句言いながらも残さず食べてくれたっけ…。

「あ。そう言えば司が帰ってきたみたいだよ」

「……へぇ」
類から突然投げかけられた話題も
どう返していいものかわからなくて曖昧な相槌だけ返す。

「あれ?知ってた?」
意外そうに首をかしげる類。
「まぁね。颯太先輩に頼まれてついていったパーティで会った。
 一時的なのかしばらくいるのかは知らないけどさ。…関係ないし」
あたしの言葉になるほどね、なんて頷いていた類は
しばらくすると何かを思い出したようにククッと笑いだす。

「……何よ」
なんとなく嫌な予感しかしない笑いだけど。

「あいつさ。
 俺に宣戦布告してきたよ」
「……は?」
「あんたの心が今どこにあろうが絶対取り戻すんだって」
まるで他人事だと言わんばかりに
面白そうに笑って話す類をあたしはキッと軽く睨みつけた。





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