魔法の言葉 1

『何しに来たんだよ』
『車出すから お前は帰れ』

道明寺が放った言葉は
あたしが期待していたのと正反対の言葉だった…。


『魔法の言葉』   第1話


「すご…ビルが高い…」

とりあえず地図を買おうと売店を探して歩いていると
急に肩を叩かれる。

知り合いなんているハズもない異国の土地。
「ぎゃあああっ!」
思わず叫んで振り返るとそこには

「やっぱりつくしだ!覚えてない?
 桜子んとこに居候してたトーマスだよ」
と見覚えのある男がニコッと笑って立っていた。

「トーマス!?なんでこんな所にいるの?」
「ん~。イロイロあってね。今はこの辺で暮らしてんの。
 …っていうかさ。
 日本人の観光客がこんな所1人で歩いてたら危ないよ?
 スリは日常茶飯事だし、女の子だったら強姦されて
 下手すりゃ殺されたって珍しくないんだからね」
そう言って案内してあげるよ、と歩き出したトーマスについて行く。



「……。
 セントラルパークは素敵だと思うんだけどね。
 あたし観光で来たワケじゃないの!
 道明寺の家に行きたいの!連れてってよ、ねぇ!」

「場所くらいは知ってるけど、アポもないんじゃ無理だよ。
 ここは日本じゃないんだからね?
 拳銃で撃たれたっておかしくない国なんだってわかってる?」

そう言って観光しようよ、とあたしを説得してくる
トーマスの言ってる事がわからないわけじゃない。

だけど…みんなの力をいっぱい借りてこんな所まで来たんだ。
何もしないで帰るわけにはいかない。
あいつに約束をちゃんと守らせるまでは帰れない。

トーマスに言っても拉致があかないと
あたしはたまたま隣に座っていたおじさんに
「あたし間違ってる?間違ってないよね!?」
と思わず詰め寄る。

いきなり日本語で話しかけられたおじさんは
きょとんと目をパチクリさせている。

「通じてないと思うよ?」
とクスっと笑うトーマスに
「場所さえ教えてくれたら後は自分でなんとかするから!
 さっさと教えなさいよね!?」
と胸倉をつかんで凄んでいると

後ろからおじさんがパチパチと拍手をして笑っている。
言葉がわかんなくてトーマスに聞くと

「勇ましくて素晴らしい。
 今悩んでる事をこんな風にぶっ飛ばしたい。って言ってるよ」
と通訳をしてくれた。

こんな時間に公園にいるなんて
このおじさん、きっとリストラに遭ったんだ…可哀そうに…。

「気合いだよ!」とおじさんと握手をして別れて
トーマスの案内で道明寺のお屋敷までたどり着くことができた。

「ありがとう。
 あとは1人で行くから巻き込まれる前に帰って」
そう言ってトーマスと別れて門に立っているSPに
なんとか英語で入れてくれと伝えるも
帰ってくる言葉は「NO」ばかり。

どうしたものかと思っていると
すぐ後ろで車が止まる。

「まったくあんたって子は…」
「タマさんっ!!」

車から降りてきたタマさんは
毅然とした態度でSPを黙らせて入れてくれた。

…やっぱり使用人頭はダテじゃない。
そんな事を思いながら
玄関の場所を聞いて庭を歩いていると

「珍しいお客だこと…。
 よくもまぁ。のこのことこんな所まで…」
そう言ってバラ園から顔を出したのは道明寺のお母さんだった。

「道明寺に会わせて下さい!」
ダメもとで懇願してみたものの…

さすがにつまみ出される!
と思ったあたしの予想を大きく裏切って
道明寺のお母さんはあたしを屋敷に通してくれた。

どこかの部屋に入って
もしかして罠だったのかと焦っていたら
扉が開いて入ってきたのは

道明寺本人だった。

まさか…こんなにすぐ会えるなんて。
本当は知らない土地で不安で仕方なかったあたしは
道明寺がそこにいる事に安心して
迂闊にも涙腺が緩みそうだった…

だけど…

「何しに来たんだよ」
そう言う道明寺の瞳はすごく冷たい。

「え…何って。…迎えに…」
心臓が嫌な音を立てるのがわかる。

「オレは帰らねぇ。ババァも関係ねぇよ。
 退学届も全部オレの意思だ。だからお前は帰れ」

「車用意するから、ちょっと待ってろ」
あたしの瞳もろくに見ないでそう言うと
あいつは部屋を出て行った。

期待していたような
あたしの会いたかった道明寺はそこにいなくて。

そこにいたのは
『また明日な』って言った道明寺じゃなくて。

あたしは待ってろと言われたのも聞かずに
1人で屋敷を出て行った。




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魔法の言葉 2

ババァからあいつを守るためにNYに行ったオレを
あいつが1人で追いかけてきた時は

マジですげぇ嬉しかった。


『魔法の言葉』   第2話


本当は抱きしめてやりたかった…。
あいつの手を取って帰ろうと言ってやりたかった。

だけど。

『牧野を黙って追い返せば2年で自由にする』
ババァが条件を出してきた。

あいつを守れるなら2年離れるくらい
耐えてやるって思った…。

ただあいつにはちゃんと折を見て
「あん時は悪かった」って謝って
許してくれるなら待っててくれって言うつもりだった。

それがどんなに甘い考えだったかと
思い知ったのはあいつが
何も言わずに出て行っちまってから
2日経ってからだった。



「坊っちゃん。花沢の坊っちゃんがお見えです」
そう言って類の来訪を告げたタマ。

類が何故NYにいるのか知らないが
オレは牧野に手紙でも託せるチャンスだと思った。

しばらくすると、静かに類が部屋の扉を開ける。
その顔を見て直感的にオレの心臓は嫌な音を立てた。

「類…どうした…」
オレの言葉も遮って絞り出すように吐き出した言葉は

「牧野がいなくなった…
 出国の形跡は残ってないのにどこにもいないんだ…」

そんな衝撃的な一言だった。


日本で総二郎たちとあいつがこっちでずっこけてるって笑ってたら
急に気になって様子を見に来たと言う類…。

あいつが車を待たずにここから帰った後、
門の所でタマからマンハッタンに観光に行ったって聞いて
すぐに追いかけたのにそこにはいなかったらしい。

それから近くのホテルや観光名所など
探してみるもあいつを見たって言う人間はいなくて…。

そこまで話しを聞いた所で
オレはババァの書斎に怒鳴り込んだ。

「おいババァ!てめぇどういうつもりだよ!!
 牧野にはノータッチだって言ったじゃねぇかよ!」
オレの声にも眉1つ動かさないババァは
静かにこっちを向いて

「どういうつもりはあなたでなくて?
 ノックくらいできないのかしら…」
とため息をつく。

「牧野をどこにやった!どこに隠したんだよッ!!」

「牧野さんがどうかしたのかしら…?
 悪いけど、私は知らないわ。息子とは言え
 ビジネスとして交わした約束を破ったりしないわ。
 それに、仮にこんなにすぐあなたにバレるような
 隠し方をしたとして私に何のメリットがあると思ってるの?
 むしろ…せっかく後継者として自覚が出てきたあなたの
 邪魔にしかならないわ。本当…余計な事ばかりする娘ね…」
と忌々しげにため息をつく。

その様子に嘘を言ってるようには思えねぇ…。

って事はあいつはどこに行ったんだ?
日本でもねぇこんな所で行方不明なんて
シャレになんねぇぞ、おい…。


「司のお袋さんが手まわしてるなら
 まだ良いと思って確かめに来たんだけど…。
 どうやら最後の期待も外れたみたいだね」
と類も青い顔をしていた。


クソッ!

こんな事ならあの時抱きしめてやればよかった…。

せめて車が用意出来るまで引き留められてたら…。

「来てくれて嬉しかった」
「あんな事言って悪かった」

お前に伝えるつもりだった
ありがとうもごめんもまだ言ってねぇぞ。

「しょうがないな、もう」って
いつもみたいに笑って許してもらってねぇぞ…。

なぁ。
許さなくてもいいから…
せめてちゃんと話をさせてくれよ…牧野。


お前、今どこにいるんだよ…。




いつも応援ありがとうございます♡

★つくしはいずこ…(-ω- ?)
  暗いのが続くの耐えられないので
  今日は総×優「リミット」第4話アップしますよんっ★

魔法の言葉 3

守りたかった牧野が行方不明な今、
オレがババァの言いなりになって
NYに留まる必要はなかったが、

出国した記録が見つからない以上、
日本に帰る気にはどうしてもなれなかった…。


『魔法の言葉』   第3話


牧野が行方不明になって1週間。
屋敷にいるのも息がつまりそうで耐えられないオレは
類のマンションに転がり込んでいた。

まさか類とルームシェアする事になるなんて思ってなかったが
気軽に言葉を交わすような気分なんかになれず…

お互いオレは類に、類はオレに
言いたい事も聞きたい事もあるハズだが
それを口にする気力もないほど

オレは『あの時、もっとしっかり牧野を引き留めていたら…』と
類は『1人で行かせずに付き添って来るべきだった…』と

それぞれが自責の念に押しつぶされそうになっていた。


「おいおい…葬式でもやってんのかよ…」
「総二郎、それ今は冗談になんねぇから。
 命が惜しかったらそういう事言うのはやめとけ」

事情を聞きつけてこっちに来た総二郎とあきらは
オレと類の沈みっぷりを見てうんざり顔で話す。

「大丈夫だよ!つくしは殺したって死んだりしないよ!」
「そうですよ。そんな人ならとっくに死んでるくらい
 今までだっていなくなってはひょこっと帰って来てるんですから」
と滋と三条がオレと類の肩をパシっと叩く。

「とりあえず。1週間って時間を考えると
 つくしの所持金から見てもホテルとか宿泊施設は微妙だよね」
と滋は探偵よろしくマップを広げて施設に×印を付けていく。

「そうだな。誰かと一緒だとしても
 あいつの名前から割り出すのは難しいな…」
「普通に考えりゃ拉致とか犯罪に巻き込まれてる線が有力なんだが…」
総二郎の言葉にオレと類が同時に無言で蹴りを入れる。
「ってぇな!可能性の話だろ!」

そんな事言われなくてもわかってんだよ。
それでもその“もしも”を考えるだけで胸が押し潰されそうになる。

ただ…。
これだけ探して出てこねぇ理由もわかんねぇが
オレの直感じゃあいつは無事だと思えてならねぇ。

…つーか、そうじゃねぇと困るんだよ。

おそらく類も同じような考えなんだろう。
滋の広げるマップを見ながら考え込んでいる。

その時、オレのケータイが鳴って
全員がオレを見る。

オレも慌ててケータイを見るが
「わり。タマからだ…」
そう言うと、ガッカリしたようにまたマップに視線を戻す。

オレもため息をついて電話に出る。
タマは毎日のようにかけてきては
とりあえず屋敷に戻れとそればっかりだった。

「…なんだよ。タマ。
 紛らわしいタイミングでかけてくんじゃねぇよ。
 何度小言を言われようが、そっちには戻らねーぞ」
面倒くさそうに決まり文句を言って切ろうとした所で
オレの手が止まる。

タマの電話の用事は、屋敷に戻れなんて事じゃなくて

質屋に土星のネックレスを売りに来た男がいたらしく、
鑑定した店主が道明寺家のオーダーメイドだと気付き、
もしかして盗品ではないのかと問い合わせがあったらしい。

「そいつを絶対逃がすな!」
それだけ言って電話を切ると
オレはタマに教えてもらった質屋に急ぐ。

オレが急に走り出した事で
あいつらも慌ててついてくる。

「おいっ司!どこ行くんだ!」
「詳しい話は後だ!とにかく誰か車出せ!」
「滋ちゃん家の車待機させてるよ!地下の駐車場!」

滋の言葉を聞いてオレ達は
駐車場に急いで、車に乗り込んだ。




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魔法の言葉 4

質屋につくと足止めを頼んでいた男の所へ急ぐ。

個室に通されていたそいつは
その辺を歩いてそうな普通の若い男だった。


『魔法の言葉』   第4話


「てめぇっ!牧野に何しやがった!!」
顔を見るなり胸倉をつかんで壁に叩きつけると

「お、おい、司っ!」
それをあきらと総二郎が止めに入る。

「マキノ…?誰だよそれ。
 オレは日本人の女から鞄スッて売りにきただけで
 その女がどうしたかなんて知らねーよ!」
オレから逃れたこいつは咳き込みながらも答える。

「ただのスリなら、今の居場所なんて知らねぇか…」
「また振り出しですね…」
ため息をついた所にもう1人男が入ってくる。

「道明寺家のオーダーメイドってもしかしてさ…。
 あーっ!やっぱり!道明寺君じゃん!
 ってあれ?つくしは?また会えると思ったのになー」
そう言ってオレを指さしながら言う男。

「てめぇ…何か知ってやがんのか?」
詰め寄ろうとすると
「トーマス!?」
と三条が声をあげる。

「桜子!桜子じゃないか!
 まさか君までNYに来てるなんて!」
にっこり笑う男は桜子と何か話している。

っつーか。
こいつどっかで見た事ねぇか…?

……思い出したぞ。
こいつ、三条と一緒になって牧野をハメた奴じゃねぇか!

「てめぇ!性懲りもなくまた牧野にちょっかいかけやがったのか!」
オレが怒鳴ると驚いた顔をして

「まさか!確かにつくしには偶然会ったけどさ
 1人でふらふらして危ないから
 あんたの屋敷まで送り届けてあげたよ。
 でもここにいないって事は
 やっぱりガードマンに止められて会えなかったの?」
と首をかしげる。

「…あんた牧野に会ったの?」
類がそう聞いたのをきっかけに
トーマスはオレの屋敷に来る前に会っていたと話した。

こっちの事情も話してみるもやっぱりこいつも
その後は牧野を見かけてねぇらしい。

「ボクも心配だから、探しておくよ。
 つくしの外見なら裏通りの小さな孤児院とかに
 匿われててもおかしくなさそうだし…」
とトーマスが協力したのに免じて
スリをしやがった友達の男は許してやることにする。

「確かにあいつチビだしな…。
 荷物もほとんど持ってねぇんじゃあり得なくもないか…」
とあきらが思いつかなかったと苦笑いする。

「えぇ…。なんとなく馴染んじゃってる光景まで浮かびます…。
 そういう所なら連絡が来ないのも納得できますし
 とりあえずそっち方面はトーマスに任せましょう」
と三条も頷く。

類のマンションに戻ってきたオレ達。

あいつらが作戦会議だとか言って
集まってる部屋から離れてバルコニーに出る。

ポケットから質屋で取り返したネックレスを出して
目の前にぶら下げる。

これ…あん時川に投げたよな…。

『泣いても もうオレは 何もしてやれねぇ』

あいつの話もろくに聞かねぇで
ひでぇ事言ったのに…
お前、あの寒ぃ中拾いに入ったのか…?

それをずっと持ってたのか…?

今頃になってあん時のあいつの涙の重みを知る。

謝んねぇといけない事がまた1つ増えた。

なぁ…いい加減出てこいよ、牧野。
全部オレが悪かったから。
いくらでも謝るから…。


ちゃんと無事でいねぇと承知しねぇぞ…。





いつも応援ありがとうございます♡

魔法の言葉 5

「司、お前んとこ合併失敗って
 ニュースで持ち切りだけど大丈夫なのか?」

あきらがそんなような事を言ってたが
オレには心底どうでもよかった。


『魔法の言葉』   第5話


「そう言えばまだ聞いてなかったよね
 司がつくしを1人で帰しちゃった理由」
と滋が口を開くと
他の奴らも気になってたのか

「そうだよ。感動の再会して
 2人で帰ってくると思ってたのに…」
「やっぱこの合併の話と関係あんのか?」
と矢継ぎ早に質問をしてくる。

「ババァに条件出されたんだよ。
 あの場で牧野を突き返せば、2年で自由にしてやるって。
 …今考えるとそんなワケねぇって思うけどな。
 あいつにもあいつのダチにもノータッチだって言われて
 牧野を守れるなら2年くらい我慢してやるって思ったんだよ」

オレの言葉に
「そうか…。ま、お前が理由もなく
 牧野を追い返すとは思ってなかったけどな…」
「…で、牧野はそんなお前にショック受けて
 車も待たずに出て行っちまったってワケか…」
と総二郎とあきらが小さく息をつく。
「つくしはその理由をまだ知らないままなんだよね?
 早く教えてあげたいな…きっと喜ぶよ。司の本当の気持ち聞いたら…」
と滋が涙目になって三条も頷く。



牧野の失踪から2週間。
相変わらずあいつの足取りは掴めねぇまま時間が過ぎていた。

ただ例の合併の件で
ババァも忙しく動いていて屋敷にもほとんどいねぇから
1度くらい顔を見せろとタマがしつこく言ってきた。

面倒くせぇと言いつつもしょうがねぇから
オレは着替えを取りに1度屋敷に戻る。

するとタマが慌てた様子でエントランスまで早足で来る。
「坊っちゃん!ちょうどようございました!
 たった今つくしのご両親から連絡がありまして…」
と息も絶え絶えに話すタマ。

「牧野の両親から!?何て言ってたんだ!」
オレが思わず詰め寄ると
「…ちょっと落ち着いて下さいまし。
 詳しいことはわからないそうなんですが
 間違いなく本人から無事だと連絡が入ったそうで…」

牧野本人から連絡があった…。
それだけでも全身の力が抜ける。

まさかそんな事はないと思っていても
心の隅ではずっと、もしもあいつに何かあったら…と
思わずにはいられなかった。


「…で、詳しい事がわかんねぇってどういう事だ?」
オレが聞くとタマは両親に聞いた話を始める。


『あ!もしもし?ママ?あたし!』
「つくし!?つくしなの?
 あんたみんな心配してるんだよ!無事なの?」
『うん!ごめんね。心配かけて。
 ちょっと連絡できなくて…。でも元気だから心配しないで』
「今どこなの?」
『まだNYだよ。ちょっと訳があって
 今までこっちで知り合った人のお家でお世話になってたんだけど
 このまま何も恩返しもしないで帰るのは申し訳ないから
 もう少しだけこっちにいるけど、
 近いうちにちゃんと日本に帰るからママもパパも心配しないで?』
「そのお世話してくれた人って誰なのそれ。
 あんたがお世話になったなら、ママもお礼言わなくちゃ!」
『う~ん…。その人の迷惑になっちゃうといけないからナイショ。
 それにその人英語しか話せないからどうせ通じないよ。
 とにかくそういう事だから……あ、はーい!すぐ行きまーす!
 呼ばれてるからもう切るね?…じゃあね!』
「ちょっと!つくし!?」

「…と言った感じで一方的に話して切ってしまったようで」
とタマもため息をつく。

今の話の感じだと
犯罪に巻き込まれて、脅されて連絡してきた感じでもねぇな。

とりあえず無事で良かったけどよ。
NYにいるならオレにも連絡よこせよ!

……って。
冷たく突き返したオレが言えた事じゃねぇか。



マンションに戻ってあいつらにも牧野の無事を話せば
全員が安堵のため息をつく。

「牧野の事だから死んじゃいねぇとは信じてたけどよ」
「ま、無事が確認できただけでも良かったんじゃねぇ?」
「とりあえず元気そうなら良かった…」

「でもつくし、どこにいるんだろうね?」
「言うと迷惑になる…って所も引っかかりますね?」

その後、オレと類はもう少しこっちに残って
あとの奴らは牧野がいつ戻って来てもいいように
先に日本に戻る事になった。





いつも応援ありがとうございます♡

★う~ん…。つくしがいないとつまんないですね。
  そんなワケで、つかつく短編つまみ食いしました。
  つくしタイム(12時28分)にアップします。よろしければ覗いてみて下さい★
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基本テイストとしては
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