ごあいさつ。~はじめにお読みください~

初めての方は必ずお読みください。

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独り言

ども。
komaです。

関西地方にお住まいの皆さま
今朝の地震、怖かったですね~っ(>_<)

被害など出ておりませんか?
どうか被害が最小限で済んでいますように…。


そんなkomaもわりと震源に近い位置に住んでおりますが
幸いkoma自身も家族とついでにワンコも
怪我などもなく無事です。
ご心配頂き、コメントやLINEをくださった皆さま
ご心配おかけしました。ありがとうございます(*^^*)

現在はガスが使えないくらいで
水道、電気は生きてるのでなんとかなりそうです。

ただ、家の片づけだったり
(物壊れたりはしてないんですが、棚から物落ちたりしたので)
小さなお子さんがいる仕事仲間の出勤が不安定になりそうなので
とりあえず2、3日は更新お休みするかと思います…(-人-;)ゴメンチャイ

コメントもどこかでお返事書きますので
少々お待ちくださいませね~。


ではでは。
とりいそぎ生存確認でしたm(_ _)m


koma



いつも応援ありがとうございます♡

SPECIAL THANKS 36

「…あんた“たまに”って言わなかった?
 これで何日連続で来てるかわかってんの?」

文句を言いながらも
オレの前におかずを並べる牧野。


『SPECIAL THANKS』   第36話


牧野がこっちに戻ってきて一週間。
オレがこの部屋に寄らなかったのなんてほんの2日だ。
それだって出張と会食で
遅くなっちまったから仕方なく諦めただけで
出来る事なら毎日寄りてぇ…。
というより本音はペントハウスに連れて帰りてぇ。


そりゃそうだろ。
昼間はずっと類といるんだぞ?

花沢で働くと言われた時は
心臓が止まったかと思った。
…っつーか、数秒は実際に止まってたはずだ。

オレとは付き合えないと言おうとした
その後にいきなりこれだぞ?
普通に考えりゃ類を選んだのかと思うだろ。

もうちょっと
タイミングとか話す順番とか考えろっつの。

どこをどう考えれば
そうなるのかは全くわかんねぇが
オレと向き合うためにこっちに戻り
オレではなく類の所へ行くと、
とにかくそういう事らしい。

だからと言ってそうか、と安心出来ねぇのは
ただの嫉妬や焦りなんかじゃねぇ。


牧野から電話があった次の日。
しばらく姿を見せなかった類が
アポもなしに突然オフィスにやって来たかと思えば

『お前は思い出した途端に
 3年前に戻っただけかもしれないけど
 その間、牧野はずっと傷つけられてきたんだ。
 だから最低でも3年は返してやんないし
 俺だって諦めないから。せいぜい1人でやきもきしてれば?』
 
『何かあった時は遠慮しないって言っただろ?
 感謝してよね。それでも記憶のない間は
 フェアじゃないと思って待っててあげたんだから。
 じゃないと今頃、俺 牧野と結婚しちゃってたと思うよ?』

なんて
オレが黙って聞いてるのをいいことに
言いたい事だけ言って帰って行きやがった。

それはいわば
類からの宣戦布告。

認めたくはねぇが
類は牧野の初恋の相手で
魂の一部だとまで言わせる存在だ。

その類がオレより近くにいるんだぞ?
やきもきどころじゃねぇっつーんだよ。


そんなオレの感情なんて
これっぽっちも汲み取りやしねぇこいつは

「あんたの部屋は上でしょ?」
なんてオレの顔を見るなり小さく息をつく。

それでも帰れとは言わずに
しぶしぶでも中に入れて黙って支度を始めるのは

「つくしが作ってくれりゃ
 坊っちゃんの健康管理も楽になるよ」
と山のような食材を持ってきて
お茶をして帰って行ったというタマのおかげもあるか。

「あんなにたくさんどうすんのよ」
おかげで冷蔵庫がパンパンだと
頬を膨らませる牧野に
「責任持って食うの手伝ってやっから心配すんな」
悪びれもなく答えてやれば

「…ったく。
 ま。こんな無駄に広い部屋に1人ってのも
 寂しい気もするからあんたでもいるだけマシか」
なんてため息をついたかと思えば

「言ったからにはちゃんと全部食べなさいよね?」
ニヤりと笑いながらいつかみたいに
やたらと大盛りのご飯をオレの目の前に置いた。





いつも応援ありがとうございます♡

SPECIAL THANKS 35

「…帰ってきちゃった」

あれから1ヶ月。
新幹線から降りると
“東京”の文字を見てポツリと呟いた。


『SPECIAL THANKS』   第35話


元々東京で生まれ育っているのに
耳に聞こえる標準語が懐かしいよりも新鮮で
大阪にいた2年で言葉まではうつらなかったにしろ
すっかり関西弁が耳に馴染んでいたんだとおかしくなる。

「牧野」
聞こえた声と共に鞄を取られ顔を上げると
そこに立っていたのは道明寺。

「…へ?わざわざ迎えに来てくれたの?」
「待ちきれなかったんだよ」
バツが悪そうに少し視線をそらす道明寺は
「ほら、行くぞ」
とあたしの肩に腕を回して歩き出す。

「…ごめんね?」
「何が」
ムッとする道明寺はきっと
あたしが何に対して謝ってるかはわかってるはず。

「えーっとぉ…その
 道明寺の所じゃなくて類の所で働くって決めた事?」
あたしの言葉に道明寺の眉間のしわが少し深くなった。


あの日。
あたしが電話をかけた相手は類だった。

この数ヶ月、類からも道明寺と同じように
東京に戻っておいでと花沢への入社を勧めてくれていて
あたしの所だけじゃなく
いつの間にか久我さんとも何度か会ってたみたいだった。

「あそこまでしておいて
 思い出した途端、牧野を自分のそばに置こうなんて勝手すぎ」
と珍しく怒りを隠さなかった類に
2人の関係が良くなさそうな事も少し心配で

もし東京に戻る事になったとしても
どっちもダメだとずっと断り続けてた。

だけどあの日、
久我さんに背中を押されて
東京に戻ってみようと決心したあたしが
花沢を選んだのは

あたしの考えなんてお見通しとばかりに
「牧野が他に入っても
 すぐに花沢でその会社買収しちゃうから。
 それに司だって絶対同じ事考えてると思うけど?」
なんて言われた事があったから。

自分の気持ちにも、
道明寺にもちゃんと向き合いたい。
その為にはやっぱりこの距離は良くないんだと思う。

だけど、道明寺に入っちゃうと
今度は近すぎて流されちゃうだけで
ちゃんと向き合えない気がして
どっちかを選ばなきゃいけないなら花沢だと決めた。


ただ、あたしがそれを道明寺に話したのは
久我の退社と花沢への入社の時期も決めた後で。

電話で話した時も長い沈黙の後
「…ふぅん。わかった」
と少し低めの声で小さく答えただけだった。

やっぱり怒ってるのかとそっと窺ってみれば
「気に入らねぇしムカついてっけど
 …とりあえず今は
 お前がこっちに戻ってきただけでヨシとしてやる」
「う、うん…」

ハッキリ言って悪い事をしたわけではないはずなのに
すぐ隣から放たれる不機嫌オーラに
なんとなく叱られてる気分になって俯いてしまう。

「オレと向き合うために戻ってきたんだろ?」
「うん」

「それと、お前が住む所はオレが決めっから」
「うん…って、はぁっ!?」
うっかり頷いてから
何を言い出したかと顔を上げれば

「仕事は類に譲ったんだ。
 プライベートはオレがもらう」
「だからって…」

「まさかそれも類が用意したとか言うのか?」
「いや、そういうわけじゃないけど…」
不機嫌な顔を目の前に突き出されて思わず怯む。

「心配しなくても一緒に住むとか言わねぇよ。
 オレのペントハウスがあるマンションに
 空きがあったからそこな。オレも今日からペントハウスに帰る」
「いや、あんたはお邸に帰れば…」

「あ"!?」
「いえ、なんでもないです…」

「なぁ…」
「…まだ何かあるの?」
これ以上何が飛び出すのかとかまえてみれば

「たまにお前のとこに飯食いに行っていいか?」
「あぁ、なんだ。…いいよ」
そんな事かとホッと息をつく。

だけど
「マジで?やりぃっ」
なんてさっきまでの
不機嫌な顔を引っ込めて嬉しそうに笑うから
毒気抜かれちゃって文句を言えなくなった。




いつも応援ありがとうございます♡

SPECIAL THANKS 34

『お前の気持ちはわかった。
 でもオレだって諦めねぇからな。おやすみ』

部屋に入ると同時くらいに
道明寺からそんなメッセージが届いた。


『SPECIAL THANKS』   第34話


翌日。
仕事が終わる頃に
「つくし…久々に飯でも行こか」
と有無言わせずに連れて来られたのは
いつもの串カツ屋さん。

「…えーっと?」
別に仕事終わりに食事に誘われる事がないわけじゃないけど
いつもよりは強引な誘いに何か話でもあるのかと首をかしげる。

「クソガキと何かあったんやろ?
 今日1日中おもろい顔連発やったぞ、お前」
とククッと笑う。

あった、と言えばあったけど…。

「別に何も…。
 付き合えないって言っただけです」
「ふぅん?そんで?」

「それでって…それだけです」
「ほんなら、何でそんな顔してんねん。
 きっぱり振って終わりじゃ、スッキリせぇへんのやろ?
 そのカッチカチの頭が爆発する前にちょー話してみ?」
ほれ、と顎をしゃくる久我さんを見てたら
なんだか肩の力が抜けて、頭の中のモヤモヤを話した。


「…ふぅん?
 またお前らしいっちゅーかなんちゅーか…」
あたしの話を黙って聞いていた久我さんは
小さくため息をついた。

「つくしが言いたい事はわからんでもないけど。
 …その前と同じ気持ちやないとアカン理由って何や?」
「え?」
久我さんの言葉の意味がわからなくて首をかしげる。

「俺かて美咲の事は好きやし
 何より大事や思うてる事に変わりはないけど
 向けてる愛情はいつでも同じって訳やないぞ?
 どう違うか説明せぇ言われても困るけど
 そもそもが同じ気持ちを維持する方が無茶や思わんか?」

「…それはそうかも知れませんけど
 でも久我さんと美咲さんはあたし達とは違います。
 お二人は夫婦であたし達は別れたんですから」

「一緒や思うけどな。
 こいつ しばいたろか思う日もあれば
 好きでたまらんなぁ思う日もあって当然やろ」
「…久我さんと美咲さんでも喧嘩とかするんですか?」

「そらそやろ。
 俺も美咲もただの人間や。
 時には感情のままにぶつけ合う事だってあるわ」
「…へぇ」

久我さんと美咲さんの仲良い姿はいつも見てるけど
喧嘩なんてしてる所は見た事なくて
想像してみるけどやっぱりいまいち想像できない。

「ま。あのクソガキ見てたら
 ただひたすら好きやー言い続けるのも
 アリなんか思うてまうのもわからんでもないけど。
 …あのアホ ほんま加減っちゅー言葉知らんからな」
困ったように笑った久我さんは小さく息をついて

「別にクソガキをかばったるつもりもないし
 つくしがこれでええと本気で納得してるなら文句ないわ。
 せやけどな、俺はつくしには後悔だけはして欲しないわけや」
「…後悔、なんて…」
言いかけたあたしに

「ほな、あいつが今日死んでも悔いないな?」
「…っ!」
そう言葉被せられて言葉に詰まる。

「ま、それは極論やけど、あり得ん事ちゃうぞ?
 人間、いつどうなるかなんてわからんからな。
 今日死なへん保障のある奴なんてどこにもおらんし
 あいつにしたって命狙われた事もあるんちゃうかったか?」
「……」
何も言えなくなったあたしの頭をクシャッと撫でて
 
「死んでもうてから 何言うたって、
 返事なんて一言も返ってこんで?
 言いたい事あるんやったら言えるうちに言うとけよ?」
それだけ言うと久我さんはビールをグイッと飲んで
そのあとはこの話に触れる事はなかった。


家に帰ってからも
久我さんの言葉の1つ1つを思い出しながら
どれくらい自分の中の気持ちを見つめ直していたか。

「…よしっ」
ようやく決心を固められたあたしは
ケータイを手にとって
呼び出した番号に電話をかけた。

『……牧野?』





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