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可愛いひと 45

司君が卒業するまでの時間は
思ってた以上にあっと言う間で。

明日はついに
司君がNYへと飛び立つ日。


『可愛いひと』   第45話


留学中はお邸に住め、なんて言ってた司君だけど
実際は夏休みからこのお邸でお世話になっているあたし。

夏休みでも図書館は全日休館ってわけでもなくて
開館日に出勤して帰ってきたら部屋が空っぽになっていた。

朝出た部屋が
帰ってきたら空っぽなんだよ?
そりゃもう驚いたなんてもんじゃないけれど
こんなとんでもない事をするのは1人しかいない。

もちろん 相談もしないで
こんな勝手な事したんだからしっかりお説教したけどね?

こうして当たり前みたいに
一緒にいられる時間が限られているのなら
それまでそばにいる時間を大切にしようと思って
結局はそれからずっとお世話になっている。

司君は同じ部屋にしようとしてたみたいだけど
それだけはなんとか阻止して
落ち着いたのが司君の私室の隣。

そんなすぐ隣の部屋の扉をノックして部屋に入る。

「準備出来た?」
「おぅ。…っつっても別に
 今さら準備も何もねぇけど」
なんて案外ケロッとしている司君は
この半年で少し身長が伸びた。

明日からは司君は
この部屋にも図書館にもいない。

そんなのずっと前からわかってたのに
…やっぱり寂しいな。

そんな事を考えるあたしは顔に出てたのか
司君はあたしを引き寄せて腕の中に閉じ込めた。

「寂しいなら寂しいって言えよ」
「…言わない。
 司君 心配性なんだもん」

「心配性だから安心してぇんだよ」
「…?逆でしょ。
 あたしが寂しいなんて言ったら心配しちゃうじゃない」

「ばーか。
 それはそれだろ。
 ちゃんと好かれてるって、同じだって思いてぇの」
それって結局心配はするんでしょ?
なんて心の中でツッコみながらも
言ってもいいんだって思うと肩の力が抜けた。

「…寂しい。こんなに寂しいなら
 ついて行くって言えばよかった」
「今からでもいいぞ?」

「……行かない」
「チッ。頑固者」

「大人だもん。
 駄々なんてこねないよ」
「マジで オトナって面倒くせぇよな」

「司君も大人になればわかるよ」
「けっ。わかってたまるか」
そんな司君にクスッと笑って

その日は残った時間を惜しむように一緒にいて
結局 ほとんど眠れないまま朝を迎えて
2人揃って寝不足な顔をタマさんに笑われた。

それでも寂しいと
弱音を吐くだけ吐いた心は軽くなっていて
笑顔で司君を送り出してあげる事が出来た。




それから4年。
来週帰ると連絡を受けたのは3日前。

留学中はさすがに毎日とはいかなくても
LINEや電話で連絡は取り合っていたし
あたしが長期休暇の時は会いに行っていたけど

やっぱりついに帰って来ると思うと
嬉しくてそわそわしちゃう気持ちを落ちつけようと
今週の新刊に手を伸ばして読み始めたのは昼休み前。

それからどれくらい時間が経ったのか
高等部の終業時間を告げるチャイムが遠くに聞こえた頃
あたしも本を読み終えて
パタン、と本を閉じたその時。

「お前は相変わらず本の虫だな」

聞こえた声に顔を上げるとそこには
カウンターにもたれかかってあたしを見つめる司君。

「……うそ。いつから?」
「30分はいたな」

「帰ってくるの来週って言ってたじゃない」
「驚かせてやろうと思ってよ」
ビビったろ?なんてニヤッと笑う。

「もう。
 だったら声かけてよ」
「かけたってどーせ無駄だろ」
ククッと笑う司君は
この図書館に通っていた頃よりも
幼さが抜けて精悍な顔つきになった。

出会った頃のあたしの年齢になった司君は
スーツだってビシッと着こなしていて
どう見てもあの頃のあたしより大人っぽい。

「っつか、今のつくしよりオレの方が大人だろ?」
「あれ?口に出てた?」

それでも
「…なぁ、それよりさ。言ってくんねぇの?」
期待したようなその表情には
あの頃の少年っぽさも見え隠れしてる。

そんな彼につられるようにクスッと笑うと
本を置いて立ち上がって駆け寄ると抱きついた。

「おかえり」

__あたしの 可愛いひと。



~ fin ~




いつも応援ありがとうございます♡

★ありがとうございました!
  あとがきはまた近いうちに~★

可愛いひと 44

司君が進路の事で
悩んでるのも、悩んでる理由もわかってた。

あたしはあたしで司君の選んだ道について行く…
そんな選択肢がなかったわけじゃない。
気持ちだけを優先するならついて行ったと思う。


『可愛いひと』   第44話


エスカレーター式で
幼稚舎から高等部までは
ほとんどの生徒が自動的に進学する英徳。

でも大学は一般からの学生が入学する一方で
留学という形で卒業と共に巣立っていく生徒もいる。

司君のご両親が暮らしているのはNY。
きっと司君の進むべき道はそこにある。

前に習う事なんてないなんて言ってた司君も
最近は勉強もしてるみたいだし
学びたい事があるのはとても素敵な事だと思う。

目標を見つけて
そこを目指して進もうとする司君をカッコいいと思う。

それでもあたしに相談してくれないのは
司君自身がまだ迷ってるからなんだろうな…。

そんな中で一緒に過ごした学園祭。

同じ制服を着て過ごすのは
すごく恥ずかしいけど…やっぱり楽しかった。

司君を好きになってすぐの頃は
あたしが高校生だったら、とか
司君も大人だったら、とか思ったりもしたけれど

今はあたしが大人でよかったな、って思う。

きっとあたしも高校生だったら
一緒に迷って、悩んでって出来たかもしれないけれど
司君のためにしてあげられる事は何もなかったから。

でも今のあたしなら
司君の背中をそっと押してあげられる。

ここでドーンと構えて待ってるから
心配せずに行ってらっしゃいって笑ってあげられる。

でも…ほんとはね。
ついて行く!って言っちゃいたい気持ちもあった。

だけど
甘え合ってるだけじゃ
お互い成長できないと…そう思ったから
あたしはついて行かないと決めた。


学園祭以降
司君も気持ちが固まったみたいで
図書館にいる間 勉強にも集中出来てる。

難しい顔してる時は大体英語。
NYに行くのに英語が一番苦手なんだって。
……だ、大丈夫かな?


そしてお義父様たちにも
司君から留学の意思を伝えた頃、

「留学するのに条件がある」
なんて言い出した。

「…条件?
 留学するのは司君だよ?」
「ついて来いって言わねぇ代わりだ!」
そう言う司君は
その条件とやらを意地でも通す気みたいで

「…内容によるかな?」
とんでもない事なら困るし
一応釘だけは刺してから聞いてみれば1つじゃなくて。

1つ目は司君の留学中はお邸に住む事。

自分がそばにいないのに
オートロックもないマンションじゃ心配だなんて言うけど

それを言うなら
英語が苦手なのにNYで暮らす司君の方がよっぽど心配だし
あたしはこれまでそうだったんだから
別に今のままでもいいと思うんだけど

「お義父さまたちがいいって言ったらね?」
なんて軽く流そうとしたら
「それならもう許可取ってっから決まりだな」
そう言ってニヤッと笑う司君は
あたしが言い訳にしそうな所は先回りしてたみたい。

「……はぁぁ。
 仕方ないなぁ、もうっ」
ちょっと心配性すぎる気もするんだけど
きっと何を言ったって諦めないんだろうと頷いた。

2つ目は英徳の図書館司書を辞めない事。

ここでも心配性を発揮する司君は
自分の目の届かない所に置いておけないとか
そんな事を言いながらムッとして

「勝手に面接受けてもまた手ぇ回してやるからな!」
なんて言った言葉に耳がピクリ。

「…また?」
「あ。…やべ」

「またって何?もしかして…司君っ!?」

うっかり口を滑らせてあたしが前に受けた面接を
裏で邪魔をしていた事を白状した時は
さすがに喧嘩…というかお説教はしたけれど
少なくとも司君が学生の間は英徳にいると約束した。

あとは男の人と2人きりになるな、とか
瀬良教授には気をつけろ、とか
挙句の果てには浮気禁止だよ?
ハッキリ言って司君の方がモテるんだからね??

だからそっくりそのまま言い返してやったら
「なんだよヤキモチか?心配性だな」
なんて嬉しそうに笑ってるんだから敵わない。

心配性はどう見ても司君でしょっ!

そんなただの嫉妬としか思えない条件は
一応 努力義務に留めるとして全部却下したものの
司君もひとまず納得はしたのか
留学のための準備を進めて行った。




いつも応援ありがとうございます♡

可愛いひと 43

…にしても、だ。
こいつ、違和感なさすぎじゃね?

「どうやって戻ろう?司君」
頭を抱えるつくしを改めてじっと見つめた。


『可愛いひと』   第43話


オレは学園祭なんて興味ねぇし
つくしは約束したクラスに顔を出すと言っていたから
その後で合流するつもりだった。

テラスに向かう途中で
図書館によく来ている女子生徒から
紙袋を渡されつくしに会えばわかるとそう言われた。

つか、つくしが先に行っていたのなら
つくしに渡せば良かったんじゃねぇの?

その時は意味がわかんねぇと思ったが…
それをこいつらに聞くのも面倒で
とりあえず受け取り電話をしてみりゃこのザマだ。

「……」
見れば見るほど年上に見えねぇ。
むしろ制服に違和感があるのはオレの方じゃね?

そんな姿を見ていると ふと、マジでつくしが
同級生とか下級生だったら良かったのに、と思う。

だからと言って
オレの進路が変わったかと言えば
そんな簡単な話でもねぇんだろうが
それでもやっぱり
同じ立ち位置だったなら…とも考えてしまう。

「…司君?」
気が付くとつくしが
黙りこんだオレを心配そうに覗きこんでいた。

こればかりは考えても仕方ねぇ…か。
せっかくのこの状況を楽しまねぇ手もねぇし?

つくしの手を取って足を踏み出す。
「ま。いいんじゃね?」

「いいって、何が…」
「制服デート?しようぜ」
顔を引きつらせるつくしにククッと笑って
手を引きながら構内を歩いてみれば

案の定ギャアギャアと周りがうるせぇ。
まぁ。オレが制服着るなんてレアすぎるからな。

あの女子生徒たちの狙いだって
実際つくしに着せてみたかったのもあるんだろうが
オレの分まで用意しているあたり、
それを利用してついでに
オレにも着せようって事だろうとノッてやった。

それはいいとして…
つくしがずっとうるせぇ。

「司君っ!恥ずかしいってば」
グイグイとオレの腕を引っ張り
服を返してもらいに行こうと聞かない。

「似合ってるから気にすんな」
「そういう問題じゃないからっ」

「オレも一緒に着てやってんだろ?」
「司君は本来 着てなきゃダメなんでしょ!
 でもあたしは違うし…
 本物の高校生ばかりの中で…イタすぎるっ!」

「そうやって騒いでる方が目立つぞ?
 今日は学園祭なんだ、誰も気にしてねぇよ」
そう言ってやれば
つくしもぐっ…と言葉に詰まり
諦めたように大きなため息をついた。


そんな訳で結局、
オレ自身は回るつもりもなかった
学園祭をあちこち連れ回された結果、

これまたどっかのクラスがやっていた
ベストカップルグランプリのグランプリに選ばれ
「檀上に上がるなんてヤバすぎる!」
なんてここでも駄々をこねるから
つくしを抱き上げ、堂々と檀上へ上がってやった。

その後、やっと私服を取り返せたつくしは
着替えたいと図書館へと移動した。

どうせなら帰るまで着てればいいのによ。
少しつまんねぇ気もするが
…まぁ十分楽しんだからヨシとするか。

つくしも吹っ切ったのか
オレしかいねぇからか
「色々あったけど楽しかったね?
 あたしも久々に学生気分を味わちゃった」
なんてスカートを翻して笑う。

だが、しばらくすると
小さく息をついてオレをまっすぐに見た。

「学生の頃の出来事って
 その時はすごく長くて永遠みたいに感じるけど
 大人になってから思い返せばあっと言う間なんだよ?」
とそんな事を言うつくしの表情はどこか寂しげだった。

「…つくし?」
「だから、さ。
 司君は大学の4年間なんて
 長いと思ってるかもしれないけど大丈夫だよ」
そこまで言われてしまえば
つくしが何を言おうとしてるのか気付くなと言う方が無理で。

まだ相談なんてしてねぇのに…出来なかったのに。
つくしにはとっくに見抜かれていた。

「…そりゃわかるよ。
 図書館でも 最近勉強してたでしょ?」
言葉にならねぇオレに
困ったように笑うつくしの心はすでに決まってる。

それだって
どこかでこうなるとわかっていたはずなのに
いざとなれば受け入れ難くて…つくしを抱きしめた。

「離れたくねぇ」
「…ん。あたしも」

「連れて行きたい」
「ありがとう」

「…でも、ついて来ねぇよな?」
「うん。ごめんね」

まるで駄々をこねる子供をあやすみてぇに
優しい声で背中に回した手でポンポンと撫でる。

「……オレが大人になるまで待っててくれるか?」
「んー…待ってるけど出来るだけ早めにね?
 自分だけカッコよくなった司君の隣に
 おばさんになってから立つのはツラいよ?」

「つくしは大丈夫だろ。
 今日だってオレより高校生だったぞ?
 っつか、ずっと制服着てればいいんじゃね?」
「…バカッ。それはもう忘れようよ」

どれくらい抱き合ったまま
クスクスと笑っていたか、そっと腕をほどくと
どちらからでもなく唇を合わせる。

不安がなくなったわけじゃない。
連れて行きたい気持ちもまだ残ってる。

…でも。
迷ってる暇があるなら
それこそ1日でも早く1人前の男になって
つくしの元へと戻ってくるべきだろ。

つくしに背中を押されて…
ってトコがまた何とも情けねぇが

やっと、未来に向けてオレも腹を括った。





いつも応援ありがとうございます♡

可愛いひと 42

「つくしちゃん、絶対来てね!?」
「絶~っ対だからね!?」

学園祭が来週に迫ったある日。
いつもの女の子たちからそんな誘いを受けた。


『可愛いひと』   第42話


学園祭の時は閉館日となっていたし
今までは参加した事もなかった学園祭。

セキュリティ上
学園が許可した招待状を手にした人、
そして正門でチェックを受けなきゃ入れないから
普通の学校に比べると部外者の数は少ないけれど

普段高い塀に囲まれ謎に包まれる
この英徳の学園祭はかなりの人気があるらしい。

自分たちのクラスの出し物に
絶対来てね、と何度も念を押す彼女たちに
「わかったから。ね?」
そうクスクス笑っていた時はまさか
あんな事になるなんて思ってなかった。


そして学園祭当日。

彼女たちのクラスの前には
長蛇の列が出来ていて 人気だと知るには十分で。

「あ!つくしちゃん!」
「すごい人気ね。
 …そういえばあなた達のクラスの出し物って何だっけ?」
そう聞きかけたあたしの背中を押して

「はいは~い!
 ご予約様1名入られま~すっ!」
なんて教室の中へと強引に案内された30分後。


「ど、どうしよう……」
あたしは空き教室の隅で
隠れるように小さくなっていた。

とりあえず彼女たちの教室に戻らなきゃ…。
でも…まだ人も多いしなぁ。
もうちょっと待ってみる?

そんな事を考えながら外の様子をうかがっていると
ポケットの中でケータイが鳴る。

画面を見れば司君からで。

「司君?」
『つくし、お前今どこだ?』

「え~っと…北館の3階の空き教室…」
『そんなトコで何してんだ?
 そろそろ昼だろ。飯一緒に食おうぜ。
 オレらカフェテラスにいるから来いよ』

…行きたいんだよ。お腹だって空いたし。
でも…今はとてもここから動けない。

「…つ、司君っ!助けて!」
思わずそう叫ぶと同時に
電話はガサガサッと雑音と共に切れた。

その数分後、
廊下からバタバタと足音が聞こえてきて
念のために教壇の影に隠れる。

ガラッ!と大きな音を立て
「つくしっ!どこだ!?」
と聞こえた声にホッとして
教壇の影から頭だけを出す。

「えっと…司君、1人?」
「あ?あぁ…。
 それよりどうした?誰かに何かされたのか!?」
ズカズカと大股であたしの所まで来ると
腕を掴んで引っ張り上げられる。

「いや、何かされたわけじゃないんだけど…」
「じゃあ何…
 ……って、おまっ。コレ…どうした?」
あたしをじっと見たまま固まる司君に言葉が出ない。

彼女たちのクラスの出し物。
それは英徳の制服の試着体験で。

訳もわからないままに着替えさせられて

「わっ。似合う!」
「ほんと♡つくしちゃんまだまだイケてる!」
なんて煽ててくる彼女たちの笑顔が可愛くて
つい…ついね?

「そ、そうかな…?」
なんて調子に乗って鏡の中を覗き込んだら

「ほんとは試着と写真だけなんだけど
 つくしちゃんは特別だから、今日は1日着てていいよ!」

「えっ!?ちょっと待っ…!
 こんな格好のまま外なんて歩けないっ!」
そんな抗議もむなしく廊下へと放り出され
着ていた服は当然教室の中で。

服を返して、と言っても
「道明寺さんにも見せてあげなきゃ!」
なんてニッコリ笑うだけで相手にしてもらえなくて。

そのうちに
「ねぇ…あの人って…」
「道明寺司の?」
「え?でも…図書館の司書じゃなかったっけ?」
なんて周りの声が聞こえてきて
いい大人がコスプレしてる…
なんて勘違いされる前にここまでダッシュで逃げてきた。

そんなここまでのあらすじを話しているうちに
司君はお腹を抱えて笑ってる。

「もうっ!笑わないでってば。
 あたし真剣に困ってるんだからね!?」
「わかってる…ククッ!
 いいじゃん。似合ってんぞ?」
なんて全然わかってくれてなさそうな司君は
一頻り笑った後、

「…あぁ。
 それでコレか。やっと繋がったわ」
なんて手にしていた紙袋を取り出す。

もしかしてその中にあたしの着替えが?
なんて期待に助かったとホッと体の力を抜いた。

…なのに。

「初めて着たかも。似合ってるか?」
あたしの目の前には得意気に笑う司君。

似合ってるよ?
すっごく似合ってるしカッコいい…けど!

「これじゃ余計に目立っちゃうじゃない!」
彼女たちが司君に渡したらしい紙袋に入っていたのは
あたしの私服なんかじゃなくて司君用の制服で。

あたし達は今
お互いに英徳の制服を着て向かい合っていた。




いつも応援ありがとうございます♡

★完結に向かう前に…ちょいと寄り道。
  いつかつくしちゃんが噴き出した
  「制服デート」……このまま実現してみる?(笑)★
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